運動連鎖からみたインソール

運動連鎖からみたインソール


 TAP研究会でお話しさせてもらったインソールですが、運動連鎖アプローチからみたインソールには以下の特徴があります。ようはよくなればいいわけですので手段にこだわる必要はありませんが、より汎用性のある時代に即した方法にマッチさせていくことが大切です。
 原則としては以下の点になります。

距骨のコントロール:話せば長くなる距骨のミステリアス。距骨は筋腱の付着がないフリーな骨になります。つまり自由度が大きいということは、それだけ脆弱であるということでもあります。その脆弱性が捻挫の頻発を招き、そしてその自由度が身体の二足直立歩行へと導いているのです。距骨はフリーランスですので、そのフリーランスはセンサーとして働きます。センサーとは重力における傾きのセンサーになります。垂直水平板のような働きをするのですが、その傾きを察知して身体のフリーランスが働きます。それでは身体の自由度が高い部位はどこがあるでしょうか?
 下から行きますと、距骨、仙腸関節、肩甲骨、舌骨、下顎などがあげられます。

 仙腸関節は可動性が少なく一見自由度が小さいように思いますが、関節とは言えない接合部にて連結されていることそのものが自由度なのです。あえてどの動物も仙骨に相当する部位を形成して背骨と寛骨を分離しています。敢えてそれほど可動性のない仙骨を一体化せずに分けている理由があるはずです。発生学的に仙骨が寛骨とは癒合しきれなかったのかもしれませんが、きっと一体化していれば都合がいいのであればそうなるはずです。実際には大きな臨床的効果を上げる仙腸関節は、分かれていることそれだけで意味があるといえます。

肩甲骨:これも胸郭の上に貝殻のようにのっているだけの不安定性を有しています、鎖骨だけで胸郭と結合しあとは筋肉のバランスによって吊り下がったその骨は自由度の賜物です。

舌骨:おそらく自由度ということでは舌骨に勝る骨はありません。何故なら、舌骨は空中ブランコのように上下の筋肉によってぶら下がっているからです。その舌骨は肩甲骨と下顎を連結するジャンクションになっています。

下顎:いわゆる顎関節によって吊り下がった、左右をまたいだ二関節を有する身体内でも唯一の部位になります。それだけにブランコと言ってもいいようなそのバランス機能。そもそも下顎そのものがコントロールされていることが不思議なのです。何をもって咀嚼も会話も下顎が制御されているのか?

以上のポイントは常に重力線からの変位を察知して、微調整をしています。まるで湖面に浮かぶ小舟のようにゆらゆらと水の勾配によって水平を保つべく動いているのです。三半規管がそもそも、リンパ液の動態によって平衡を感知しているのです。

以上のことから距骨のコントロールを足部のアプローチもしくはインソールによって行うことは、とても意義のあることなのです。つまりは距骨のコントロールは距骨に留まらない、この重力平衡系ともいうべき身体パーツに影響を与え、そして身体を平衡に保つための作用のもっとも最下部の足から支えているのです。


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