腋下筋群

腋下筋群の短縮

 腋下筋群は上腕三頭筋長頭、広背筋、大円筋、小円筋、三角筋後部繊維などがあります。腋下は常に閉じている状態ですので、短縮しやすくストレッチをしてもなかなか伸びない部位になります。
 この腋下の筋群を伸ばすためには一つの方法は、腋下筋群を中心に向かって短縮させると緩むことは経験的にはわかっていました。これは腱の柔軟性を高めるために伸ばすのではなく、短縮させると筋肉の緊張が戻り結果的に伸長性が高まります。
 しかしながら、それだけでは体幹の側屈も含めた伸張性は得られません。腋下が縮むメカニズムをまずは解明する必要があります。その機序がわかることで、始めて対処方法がわかります。

 実は腋下筋群の短縮は肩甲骨の挙上の代償として働きます。本来であれば挙上は肩甲挙筋と僧帽筋が主動作筋となりますが、肩甲挙筋が働きないと僧帽筋が代償的に過剰に働きます。そのほかにも肩関節内転位、つまりギュッと腋を閉めることで肩甲骨挙上を代償します。
 つまり腋下筋群のreleaseには、肩甲骨挙上筋である肩甲挙筋を促通することによって解れるのです。肩甲骨の挙上の代償として脇を閉める作用があるということを念頭に入れておくことです。
 私自身も左腋下にある上腕三頭筋長頭の圧痛がありましたが、肩甲挙筋の促通によって解れて圧痛が軽減しました。
スポンサーサイト

コメント:1

拳上は誤りで挙上ですよ。

コメントの投稿

トラックバック:0