運動連鎖道場in鹿児島

運動連鎖道場in鹿児島報告

 6月2−3日、鹿児島のリハビリ専門学校にて二回目の運動連鎖道場を開催させていただきました。
テーマは膝と足になります。昨年の12月にパルペーションテクニックを開催しての半年ぶりの道場です。
足と膝においては、運動連鎖アプローチにおいて昨今、格段の進歩を遂げている分野であり、私自身も楽しみにしていました。膝はOAに代表されるように、整形疾患にて最も多く見られる疾患になります。
 膝OAの原因はO脚の機序と同じです。このO脚は巷では矯正できるという触れ込みが多々見られまます。しかしながら、日々病院でみることができるOA膝は既に手術適応となるgradeにあり、完全に変形が治ることはありません。
そして軟骨が修復することも基本的にはありません。
 また頸骨の捻転は関節や筋肉の修正の及ばないアライメントです。つまり、OAgradeが進行した膝においては膝そのもののアプローチにおいて完治することはないということです。それでは保存的に加療するにあたっては、全身の身体機能にて補うしかありません。つまり部位中心お展開による全体性ではなく、全体性の中での部分という思考が大切になります。
 ①膝拘縮に対するアプローチ
 膝の拘縮に大しては、CPMを代表とする転がりと滑りを促すための方法論が多々出ています。しかしながら、炎症を繰り返した拘縮膝においては、動かすこと自体が既に炎症の原因となり、さらに痛みと腫れを助長するという繰り返しになります。まずは膝の拘縮に大してはmobilityを確保することから始まります。
 この膝のmobilityは関節そのものを動かしたり、マッサージなどでは確保することができません。また持続的にすとレッツする方法も著功を示すこともありません。膝の屈伸要素を取り除いたところでの膝へのアプローチが必要となります。
第一選択として考えられるのが大内転筋になります。何故なら屈伸は膝の曲りが悪ければ無意識のうちに骨盤の拳上などの代償連鎖が発動してしまうからです。代償の連鎖はさらに曲りを悪くしてしまいます。何故なら曲るという脳内の指令は、他の筋肉ができるだけ働いていないということが不可避だからです。つまり、力んで全体的に力が入っても目的動作として脳内の情報は混乱してしまうからです。つまり意識としての努力感と、脳内の意図の誤差がでてしまうのです。よって、力でなくて効率性を求めることです。そのためには屈伸というと痛みなどの不安や慣れてしまった、無意識の代償を抑制することができなくなってしまうのです。
 大内転筋に意識して特に遠位の繊維を触診すると、固く筋張っている触感がある場合は、廃用性になります。
その大内転筋を触知しながら屈伸をゆっくりと全周において動かすと、それは従来の屈伸とまったく違った理にかなったものとなります。その屈伸がさらに炎症などで難しい場合は、伸展位のままで内転筋への刺激に切り替えます。主に股関節の内転運動を自動レベルで行います。

②膝の回旋を評価する。
 膝の回旋は屈伸とともに膝の機能的な役割です。しかしながら、この回旋についてはROMにおいてもあまりルーチンとなっていません。靭帯損傷やスポーツ外傷においては、この回旋要素は絶対的に大切なものです。この回旋には4方向の種類があります。内旋としてのALRとPMR、外旋としてのAMRとPLRです。ALRは前外側不安定性としてACL損傷にて必発する回旋です。特に多いのは外旋位になってしまう下腿です。よって脛骨の内側が内旋に入ってこないという現象がおきます。この場合、内側ハムストリングスが硬くなっています。曲げれば曲げるほど内側ハムストが硬くなります。他動的に曲げているのにハムストが硬くなるということは、生理的なmobilityが無いことによるハムストの過収縮ということになります。








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No title

履歴書の書き方
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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