JACカイロプラクティックセミナー

JACカイロプラクティックセミナー
運動連鎖アプローチセミナー
~筋活動と関節運動連鎖の分析とテクニック~


 3/11日曜日、田町にて、日本カイロプラクターズ協会(JAC)主催の運動連鎖セミナーでした。リハビリ関係者が数多く参加して頂き、主催者側も驚きだったようです。申し込み開始からリハビリ関係者の申し込みが相次ぎ枠を拡大しても尚お断りする状況だったようです。カイロプラクティック協会の主催ということで、一昔前なら主催するところを選んでいたこともあったのですが、時代も変わりました。若者にとっては何処が主催しようが自らの勉強できるところであれば関係ないのですね。私がカイロに携わりだしたのは24歳だったと記憶していますが、リハビリ関係者はほとんどが参加する人はいませんでした。それだけでも本当に時代は変わりました。SNS時代に枠や垣根にこだわっている意識が返って理学療法の進歩を滞らせるのでしょうね。やはり実情は心理、気持ちということになります。
 参加者はスタッフを加えて70名あまり、カイロ業界のセミナーの運営は理学療法とは違います。大半の参加者は男性で中後年の方も多いです。みなほとんどが治療家であり院長になるので若い者が勉強してというわけにはいきません。自らが現場の先頭にたっているわけです。よって年配者が真ん前に座って聞いています。リハビリでは見られない光景です。若い人にレクチャーするのの慣れているリハビリにおいては、いつの間にか講師側もそのようなスタンスになっています。医師が医療としての知識を講義するなら、誰が対象であっても変わらないでしょう。リハビリ関係者の中で話すなら、これもある程度の肩書きがある先生が呼ばれるのでいいでしょう。しかし他分野のそれも競合するなかで話すとしたら少し違ってきます。相当、理学療法とカイロプラクティックでも扱っている疾患に共通点があります。腰痛や膝通など運動器疾患という意味では共通です。

 さて講義内容ですが前日MYPといってヨガやピラティスのインストラクター向けにレクチャーしましたが、今回はカイロプラクティック関係者ですので内容をある程度アレンジします。その立場にたった人たちの常識や認識や興味があるからです。そのためにはある程度その中に入ってわかる必要があります。外から見ているだけでは理解できないのです。入り込むための勇気が最初はいります。

 カイロプラクティック業界では上下の関係がしっかりとしています。リハビリ関係者でももちろん先輩後輩はありますが年が近いこともあり、一目置く大先輩といった雰囲気はボバースぐらいでしょう。
 つまり弟子という感覚です。それも臨床や知識だけでなく社会人としての礼儀や作法、接客などにも指導が入ります。人間性の教育といった所にも主眼がおかれる訳です。私も柔道整復師やカイロプラクティックのセミナーではその少しピリピリした締まった雰囲気を感じることが多いです。身なりやつけているものも半端でないことも多いので、そういった意味においても一目おきたくなります。技術と知識偏重の病院関係においても、自然に業務のなかで覚えていくことが多いのですが、その自立していく過程においてはそのあたりの心得は必要だと思われます。カイロプラクティックではサブラクゼーションという機能障害の考え方が根底にあり、叡智なる治癒能力を回復させる(イネートインテリジェンス)という哲学があります。全ては神経を通じて脳に情報が伝達されるわけですでの、その伝達が滞れば筋骨格系だけでなくあらゆる健康に害を及ぼすだろうという立場をとっています。よってアジャストすることでその障害を取り除く健康な身体に戻していくということです。理学療法において関節の可動性というROMの延長線上での徒手療法ではないのです。ただMOBILITYを改善させるだけなら単なる骨を動かすということですが、神経を介して脳へ刺激を送り、あらゆるバランスを取り戻すというスタンスに立て場、その技術や職業にたいしての誇りと意義の大きさは自ずと大きくなるでしょう。
 同じ部位に同じような施術をしていても、こうも意義が違うとなると結局は同じことでしょう?と思われると思いますが、そこは施術者と患者が意識しているのとしないのでは治癒効果は大きく変わってくるのです。
 今回意識したのは骨盤と背骨に対して動きとの関連です。特に歩きとの関係について、特に正常歩行と仙腸関節、歩行時の脊柱と足部の加重についての運動連鎖です。背骨へのダイレクトなアプローチについてはカイロプラクティック関係者には敵わないことはわかっています。そこは理学療法のリハビリの理念に則った身体法則に基づいたアプローチです。懇親会でもカイロプラクティックと理学療法の向かうべき方向性は変わらないということ、そしてさらにカイロプラクティックの方からも、もしカイロプラクティックと理学療法とBODYWORKのイントラとが同じテナントに同居していたとしたら成り立つと思うかという投げかけもいただきました。既に先を見ているということです。
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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