2points approach

2points sensation approach

感覚入力という考え方が理学療法にも浸透しつつあります。これは物理的に作用させようとする視点からの大きな進歩といえます。生体は物理的に作用するところもありますが、そこは建造物ではなく生体なのです。脳によって情報処理されるなかで表象される営みなのです。
 感覚入力という視点に立て場もの後の見え方が少しかわってきます。

①姿勢制御:strategyという考え方にて足関節や股関節による制御を説明しています。この姿勢制御も立ち直り反応や平衡反応によって表象されています。どのような戦略をとるかはその人によって個人差があります。身体的な協調性や柔軟性なども影響してきます。インソールなども考え方もこの姿勢制御をベースに考えられます。例えば踵を補高したとします。踵をあげれば前に重心がかかりますが、どんどん高くすると前傾するにも限界が生じます。つまり、ある段階から後ろに重心がかかってきます。これは個人の中でも時系列に変化してきます。何故なら、前に重心がかかるということはそれだけ突っ張ることになるのですが、いつしか楽な姿勢へと適応してきます。つまり適応という過程において初期の反応と、その後の経過による変化は違うのです。靴も最初はいいと思って履いていたものが次第に合わなくなったりするのは、その靴による特性にて得られる制御が固定化されたことを意味します。よって靴は時々によって変えた方がいいのです。教科書としては物理的に何処にパッドを入れたらこうなるという方程式は覚えておいていいですが、実際には個別に確認する、そして実際にその感覚を聞くということが大切なのです。それはどのような戦略をとるかは、同じ場面でも個々によって違うのは当然だからです。その時に最も大切なことは身体感覚になります。骨や靭帯性に支持することの感覚にて保持することが当たり前の人にとって筋肉の適正な緊張によって保持するという感覚はわかりません。これは見た目での変化だけでは当人の感覚とはずれていることがあるということです。いいことも当人が認識のなかで、違和感として捉えていることが多々あるからです。今までは刺激→反応にて変化する変わったということにおいて、臨床の醍醐味を追求する時代でした。しかしながら当人の感覚との一致を目指すことによる、本当の意味でも変化によっておこる脳の再編時期の違和感を納得という思考を加えることで整合させるのです。

②テクニック:では今回の表題にある二点への感覚入力の使い方を解説します。もともとこの二点療法というのは10数年以上も前だと思いますが横山式として整体の世界から理学療法の世界に入ってきました。そこからDNICを経てマイオチューニングという系譜になっています。その辺りの分岐の仕方は時代とともに変わってきたので、一時期どのような経緯にてなったのかはわからないことがありましたが、ようは感覚入力による制御ということになります。それが脳を介しておこなれていることであるという認識に立つと、不可思議なテクニックというカテゴリーから脱っつることができます。摩訶不思議な世界からは理学療法は卒業しなければいけません。所詮は感覚を尿力しなければ変化しないことを考えると、キーワードは脳にあるのです。脳といえば脳神経だけでなく記憶や常道も当然入ってきます。全てはその脳が何らかの営みを司っているのです。そこからエネルギーや気などとなってくると、まだまだわからない世界になりますが、同調するという何らかのシステムだと思われます。
 二点間にすぐに反応する部位は運動連鎖があると判断します。つまり汎用的に用いられいるネットワークが形成されている場所です。これは筋連結と必ずしも同期しません。何故なら使い方のパッケージなので、特に物理的な連続性を必要としないのです。二点が一点と感じる場所。それがポイントです。反対に二点が別々のもの、つまり同期した反応がみられなければ、それは連鎖がないと判断してその部位のアプローチはやめます。つまり連鎖のある部位から入力を入れることが大切なのです。そこから派生させて連鎖の無い部位について、外堀を埋めながら反王を誘導するのです。

③メンタル:そして最も大切になるので意識です。つまりタッチングによる感覚入力によるものとは別に、意識を向けることにおいても絶大な効果があります。この意識を向けることによってさらなる変化の盤石性へとつながるのです。ある動きに伴って、特定の部位を意識を持ってもらうというものです。それも直接的な主動作筋への意識ということではなくて、関連する離れた部位への意識による動作遂行になります。
スポンサーサイト

コメント:0

コメントの投稿

トラックバック:0