リフレクインソール

運動連鎖道場in愛媛第三回報告
インソール


 運動連鎖道場in愛媛も12月17-18日で第三回目となります。1・2回目の報告をしていないでのいきなり三回目ですが、今回のテーマはインソールになります。
インソールは何度か研修会を開催していますが、愛媛では特にインソールを取り入れている病院は少ないというかほとんど聞かないようで、他の地区でいわゆる職場の同僚や先輩が削っているのをみて自分も習いたいという動機の人はいませんでした。愛媛の松山は本当に野菜などのご飯がおいしくて、本当に医食同源を実践するにはもってこいの地域です。ミカンが有名ですが野菜ですよ!!
さて、松山と言えば、坂の上の雲で有名な秋山好古と秋山真之の生まれ故郷です。
 インソールの実習では今回は外側アーチの形成から入りました。外側アーチと横アーチが無ければ内側アーチの保持はないのです。内側アーチを高いパッドにて補高したとしても、マメができたりするのがオチです。つまり潰れているものをかさ上げしても建物のようにはいかないということです。内側アーチが落ちている原因は外側と内側アーチの低下にあります。特に外側アーチの要となる立方骨と第五中足骨が作るアーチはとても重要であり、ここにドーム状のタワミが無ければ足としてのクッション作用が欠如してしまいます。つまり足がハンマーのように地面を叩いてしまうのです。よって例えアーチがしっかりと備わっていたとしても外側アーチの機能が損なわれていれば、結果的にその内側縦アーチは剛体となって固形物となり、衝撃を吸収することはできません。結果的に足底腱膜にて受けることになり、緊張が高くなってしまいます。足底腱膜炎の機序はこうして起こるのです。
 さて外側アーチの第五中足骨ですがinstabilityが多くみられます。この第五中足骨が不安定だとCOPが踵から外側アーチそして横アーチへの順次移動が難しくなります。結果的にタワミの無くなった外側アーチがさらに横アーチをも潰す結果となります。この外側アーチの機能低下の見方として立方骨のmobilityがあります。固く動かない立方骨はアーチとしての機能を失っていることを意味します。立方骨には不思議なことに母趾からの筋肉が付着しています。母趾内転筋斜頭線維と短母指屈筋です。この二筋はわざわざ斜めに走行しながら立方骨に付くのです。つまり母趾の荷重が内側だけでなく、外側アーチの機能にも関わっているのです。また第五中足骨は小趾外転筋と短趾屈筋が関わっています。小趾の外転と屈曲を促がすことで、外側アーチの前部が形成されます。
 そして横アーチですが母趾内転筋の横頭線維は、母趾から各足趾に一本一本線維を送っており、横アーチのドームを形成しています。母趾の内転筋は外反母趾につながると思われがちですが、それは違います。外反母趾は横アーチの崩壊に伴うわけですが、外側アーチとも関係性があるのです。母趾の内転筋を切除すると、おそらく二度と足部のアーチは回復しないでしょう。
 今回、足底部への刺激にて内臓の調子を調整するという試みもされました。前日に鬼のように鍋を皆さんでつつきうんざりとしてる受講生に対して、主催者の一人である青木君が刺激すると楽になることを発見したのです。足底から内臓にというとリフレクソロジーがありますが、この反射区は各流派によって相違がみられます。つまり、この反射区というのは絶対的な関係性になく、大体のものなのです。ただ共通していることは踵は骨盤部そしてつま先に行くに従って頭部に反射区が分布するという傾向にあります。つまり床反力が足底から体幹に伝わる、波及することが内臓にとっても活性化することにつながるのです。内臓を足底から指圧するようなものです。よって足底からの伝播なので個人や分布に差があるのです。もう少し言うと、重力下にて暮らすからこそ足の付いた部位と内臓にも連動性が生まれるのです。理学療法士が実施するリフレクソロジーというのは正常歩行の行程に準ずると分かりやすく理解できます。
 実はこの足裏刺激は機序について誰もわかっていないのです。つまり経験に寄る伝承です。しかしこれほどまでに足裏マッサージが巷にあふれていることを考えると、相当気持ちいいというか効くのでしょう。
ということでインソールにて内臓を刺激するリフレクインソールを考案していきたいと思います。
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