スポーツコンディショニング

スポーツコンディショニング

スポーツ現場に医療スタッフが必要かどうか?もちろん現代トレーナーと呼ばれる職業は必要不可欠ですが、現場に関わっていてチームの成績を左右するかどうかといわれると、そうでもないことが多々あります。チームの成績と医療の充実は比例しない・・・それは当たり前ですよね、選手のコンディショニングはメンタルや栄養、道具に練習内容など多岐にわたる要素が加わってパフォーマンスとなるわけですから。しかし関わっている限りはセラピストが関わることでパフォーマンスが上がってくれることを期待します。特に動きをみる職業ですからなおさらです。確かに自分が関わって明らかに活躍した選手は多々いますが、むしろ我々スタッフの力を引き出してくれる環境がおよび選手がいたということが重要です。普段以上の力を発揮することは選手ならずともセラピストにもあるのです。明日が試合、まさしく一時間後には試合が控えているとなるとかなり切羽詰った状態です。相当な集中力で臨みますので、いつも病院でやっているセラピーとは違ったことをしていることがあります。たまには環境を変えて、試験を受けるような状況も必要ですね。テストがあると勉強するようにスポーツ現場は昔から自分の成長度合のバロメーターとして存在しています。病院での臨床は自分が成長しているかどうかよく実感できないのですが、スポーツ現場に行くと総合力が問われるためか以前はできなかったことができるようになったなどの気づきあります。そして、その体験をもって病院に戻ってくるとまた患者を違った観点からみることができます。スポーツ現場でなくても非常勤などで他の病院に定期的に行くのもいいでしょう。違った環境であるからこそ現在の色が何色であるかがわかるのです。良く旅行などでもまた地元と違った雰囲気を感じれますが、それは今生活している環境との差異を感じているわけです。その新鮮な気持ちのなかでは良いところも悪いところもみえます。病院を変わった時にもまず新しい病院の悪いところがみえます。そして、しばらくすると良いところが見えてきます。そのうち染まってきて良し悪しの判断が鈍ってくることもあります。いわゆるマンネリ化してしまうのです。スポーツ現場は私にとっては試験場であり予備校のような役割を果たしてくれます。
さて話はそれましたが、怪我を抱えつつもプレーしていたりする選手は医療スタッフからみると普通はドクターストップです。しかしながらバレーボールでいえばどのような形でも一点は一点です。十分な力はだせないでフェイントになっても一点入ることになります。いい形になって結果的にミスをして一点をとられてもサーブでミスをして一点を失うのも同じ一点です。もちろん流れが違いますから当然、良い点の取られ方、自分たちの形と流れのなかでの失点と加点が結果的に2~3点差となって勝利につながります。サッカーでいえばミランとレッズのスコアは1-0でした。1-0の試合なんでJリーグでもざらになりますが、内容は完敗でした。しかし1-0です。もしかしたら0-0の可能性もありますし、1-1であった可能性もあるのです。同じ試合内容でもです。しかしミランは決勝でポカから4点も取りましたが、レッズでは無理でしょう。このあたりが力の差なんでしょうね。勝負は相性や必然性などの不確定な要素が多々ありますから難しいです。そのなかでトレーナーとして関わるなかで勝負に直結するような仕事ができることが最大の喜びになります。戦術や選手起用がまずいとどうしようもありませんから、やはり環境が整っていないとダメですけどね。
 試合前のコンディショニングはアドレナリンを高めながら促通的に施術しながら、痛みやコリをとっていきます。また運動連鎖をできるように全身をみていきます。ストレッチやPNFで筋肉を促通するというのは学生トレーナーでもやっていることですし、別段珍しくもありません。そうでなくて明らかに一過性の軽いという状態ではなく実感としてプレーが違う、高く跳べる、すばやく動けるという見た目にも明らかな変化となる必要があります。単なる軽いというだけではあまりプレーは変わりがないようですね。そこででてくるキーワードは運動連鎖アプローチです。施術は軽擦法や手足を揺らして経絡的な観点から全身のつながりをコアーから波及するように仕上げていきます。部分的にはマッスルエナジーや矯正を加えて連続して止まらないで施術をしていきます。病院などでは多少静的な治療が多いものですが、試合前では常に揺すっている感じになります。試合後の宿舎では逆に副交感神経を高めるような指圧とやはり運連鎖を整えるアプローチおよび頭蓋や内圧変動を重視してみていきます。選手はあっというまに寝息をたてて深い眠りに落ちます。その短時間の深い眠りは何時間にも値します。試合のことを忘れて熟睡できる時間をたとえ5分でももてることは翌日のコンディショニングに大きく作用してきます。あと局所的なコリや張りは強い時は鍼で一発です。あまり効きすぎるので考え物ですが、選手の気持ちとしては楽になります。不安なことはできるだけ排除しておくと安心しますからね。
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