軸とは何か?

軸とは何か?

軸とは何か?stabilityは安定性・固定性というように表現されるように、それを担う筋肉がしっかりと定義されているので、イメージはつきやすいです。しかし、軸というと定義がしっかりしておらず、理学療法においても言葉として使いづらい感じがします。しかし体幹のstabilityだけでは既に身体の機能的なキーワードとしては不十分であることは間違いありません。
 stabilityそのものが固定と安定なのですが、固まっているいることと安定していることの区別がついていないのです。定義というかさの差を述べられない状況ということです。
 あるインソールで著名な方が、体幹を固めすぐると脚に不安定性がくるというようなことを伺いました。全てが真とは言いませんが、おそらく何らかの理由があるはずです。そして軸が必要だと・・・その軸については鳩尾のあたりを指さしていました。点が軸とはいいませんが、見るべき観点が鳩尾あたりということなのでしょう。がっちり固まることではない安定性とは何か?
 人は正常歩行においても前額面においても骨盤が数センチの幅にて揺れています。骨盤のswayという現象で主に中殿筋が担っています。もし塊となった体幹であれば、その数センチの幅が抑制され、その影響は下肢へとでてくることでしょう。ではその数センチの幅は何処でみるのか、骨盤そのものの動きだけではないはずです。骨盤は下肢の回旋による連鎖でも横にswayするからです。ということは、ぐらついてもいけないが、適度に骨盤のswayに同期して体幹が相対的に制御できていなければいけないということになります。そうです「制御」「体幹制御」ですね。そこには腰椎の可動性が不可欠です。歩行の中での腰椎の可動性ですから、ぶれるほど大きく見えるわけではありません。椎間板のタワミが重なるぐらいの動きなので、鳩尾にてその振れが観察できるのでしょう。
 総括すると軸とは重心の移動にともなう制御であり、その時に腰椎の可動性と体幹のstabilityが関与するということなのでしょう。



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