パニックにはならない

Category: 多事総論
日本人とパニック

 NHKにて名取市閖上地区の被災地におけ地震津波が起きた時の人の行動パターンを特集した番組がやっていました。結論は誰もパニックにはならない、なっていないということです。ゆく冷静に行動を・・と放送がありますが、実際にその冷静の捉え方が何もしない、じっとしている、静かにするという行動が学習されてしまっています。実は普段からとりみだしたら慌てたりバタバタしている様がみっともないという思考がありますので、地震のような大きな災害がおきてもその思考パターンは変わらないことがわかります。

 繰り返し言いますが、大震災においても誰もパニックにはなっていないのです。大丈夫だと脳が思いたいという本能行動に伴って、いや呪縛に陥っているのです。この冷静という定義そのものが緊急時には呪縛であり、その呪縛が解き放たれて危機感をマックスになったものが、その周りの根拠のない冷静さとのギャップのなかで本当の冷静さを、つまりパニックになっているのです。パニックだからこそ動けるのです。パニックの定義が違うのです、映画の逃げ惑う様をみてあれがパニックだと思っているのです。パニックはある意味自然な整理反応のです。もちろんそこで暴挙にでたり、暴動がおきたりというのはこれは単なる人間の欲求がなせる技で会って、これはパニックでも何でもありません。モラルの問題です。目の前の家族が危機的な状況になれば、取り乱すことにはなります。その時にも冷静にとはいえないまでも平常心を取り戻さなければ本当に助けるための判断ができないという意味で冷静さが必要です。
 緊急時に意味のない冷静さは、何も起こらなかったという結果的に問題なかった時にだからこそ成り立つ発想です。スイッチが入らなければ緊急行動はできないのです。その呪縛が道路の陥没や液状態、波立つ海をみて解けた人は、イッキに動きだすことができます。
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