アウターバランス

アウターバランス

アウターマッスルのバランスはとても大切です。
IOCEをTACT8にて開催したことは報告しましたが、固定としてのインナーが働き、動的にはアウターが動作を遂行します。
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中村尚人さんがとっているアーサナ。このバランスはとても難しいですが本当に軸がしっかりしていなければとれないポーズです。また手足のstabilityも統制がとれていないとできません。経験的には膝のOAに対しても効果的です。膝のOAはかなり外側スラストなどにて脛骨がズレテいるのですが、膝に直接アプローチするよりも軸のエクササイズ、それも足がついたCKCにてさらに肩甲骨および体幹を絡めたエクササイズが効果的なのです。
 インナーだけでは決してバランスがとれないポーズになります。

インナーのエクササイズを続ければアウターのバランスも整うかというと、それだけでは不十分だということが言えます。インナーは比較的イメージをしながら静的で尚且つ部分的なエクササイズになります。そこから波及させたエクササイズになるとアウターが関与してくるのです。インナーを効かせながらあらゆるアンバランスなポーズをとっていくのがヨガやピラティスになります。特にピラティスはインナーを効かせながら持続的にエクササイズが求められます。よって非常に制約的で慣性や勢いなどを使わない等速性のエクササイズになります。
 体幹を固定した状態での四肢の運動においては四肢は動的ですが、体幹を動かすエクササイズにおいてはスローな一定のスピード様式になります。
 実際の運動などでは、さらに平衡反応や立ち直り反応、時には骨や靭帯にて支持する機構を使います。そしてアライメントさらには骨を掴むことが要素として加わってきます。さらに呼吸のリズムもコントロールできないぐらい動的でコントロールできないというか意識できない状態になります。さらに判断と予測なども脳の機能も加わって行為となります。
 ボディーワークのエクササイズと陸上競技などで行うドリルとは、似て非なるものに感じるのもそのためです。よってbodywokだけをやっていれば競技能力が高くなるわけではないのです。競技特性にあったドリルをやりつつ、bodyworkを補助として使うのです。ラグビーである高校が筋力トレーニングのコーチがしっかりついて計画的に身体を作っているチームがあったのですが、ラグビーそのものは上位高校に比べると見劣りがするとくことがありました。あそこは身体だけだから・・というようなことが言われていました。目的と手段を間違えないようしなければいけません。やはり競技のスキルはその競技そのものに最大限集中できることが大切であり、自らの身体のみに偏ると本末転倒になってしまうということです。勿論、プロレベルになると自らの身体をしっかりとコントロールできなければ話になりませんが、ある程度の経験と年齢になってからそのバランスがとれるようになるのでしょう。そのためには自らの意思と判断能力が求められます。
 さて私自身は最近右の広背筋の痛みで身体運動が制限されていました。肉離れをおこした記憶もなく、どうやら車の長時間の運転によるもののようです。最近は身体のセンタリングに目覚め、かなりアライメントは改善したのですが、どの結果左に傾いていた身体が正中化され筋長が長かった右の広背筋が短縮位になってしまったことによります。また右側のほうが荷重側で利き腕ですので発達が顕著です。筋のボリュームが厚いので短縮位になると詰まった状態になります。来るまでも右の坐骨に乗せて正中化させさらに左膝を抱えるように運転していたので広背筋にもろに負担がかかったようです。
 背中の筋肉のアンバランスがこんなにも大きいとは思いませんでした。これはアウターのバランスという点ではピラティスが適応かと思います。その時々によって必要な身体運動の種類は違ってくるものですね。



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