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センタリングアプローチ

センタリングアプローチ

福岡での道場にて骨盤~腰椎~股関節の内容でセミナーを開催しました。
この中で骨盤が実に多様な働きをしており、この骨盤を一つの塊としてみることでいかに多くの情報を失っているかを話しました。骨盤を前後傾という塊でみてしまうと後傾がよくないということになります。骨盤後傾悪説というものがあるのですが、理学療法では全て骨盤後傾が悪いと言ってしまえば問題ないという風潮があります。悪いことの反対は良いとなると骨盤前傾にすればいいのですが、それがなかなか簡単に前傾にならない。ということは延々と悪い問題は解決不可能になってしまいます。
 骨盤が前傾そして腰椎が前彎の増強している事例においても仙腸関節のレベルでは後傾ということは珍しくありません。つまり仙骨に対して腸骨が後傾ということです。骨盤の前後傾のなかにも仙骨と腸骨の関係は様々で、そして左右差が存在するのです。
 この腸骨の前後傾は相対的な評価として表します。つまり角度計にて計れるような測定値では無理なので、左右のなかで前傾なら反対は後傾という判断をします。もちろん正常もあるでしょうから、ある程度は熟練してくるとそのあたりの精度が上がってきます。
 骨盤の役割としては運動時の重心のコントロールがあります。仙腸関節といえば徒手療法として四肢の可動性や痛みを軽減させるというアプローチがイメージとして浮かびますが、実際には動きにも大きく関わっています。
私が仙腸関節に目覚めたのはいつのことだったか忘れましたが、骨盤の歪みとして触れたのが小学4年生だったと思います。ヨガの本でしたが骨盤矯正体操とか自分でやってみてました。中学生にころにはかなりの骨盤マニアだったように思いますが、まだ適当にトライしていた時期です。私は陸上競技の長距離を走っていたので、この骨盤への徒手的アプローチは絶対に動きに何らかの変化を与えるはずだと思っていました。実際に症例のなかでは、仙腸関節へのアプローチのあとに荷重が変わり歩きが変化する人がみられたからです。しかし長くは続きませんし、本人は気が付いていないこともあります。








 
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