6月活動報告

Category: 東日本大震災
被災地6月活動報告

 後手後手になっていますが、6月の被災地支援活動を報告いたします。今回は6月16-17日に石巻市旭町~閖上地区仮設住宅~南相馬総合市立病院~リステル猪苗代~会津若松の活動報告をしたいと思います。長野チームとのコラボレーションにての第二回目の活動となりました石巻旭町での支援活動。今回は2名の志士が参加してくれました。何かをしなければ、悶々としている人たちは全国に沢山います。彼らも例外なく、じっと溜めこんでいたものがあったようです。今回の震災に関しては本当に多くの人たちが突き動かされました。ありえない状況。そして今も続く現在進行形。人はこのような事態に陥った時に、理屈抜きで衝動にかられます。理屈抜きというのがポイントです。理屈は頭で考えるものです。しかし本来、行動の源は生命の危機です。活きること生きることへの欲求です。命が脅かされる。命が同朋の危機的状況。脈々と遺伝子を受け継いできた、その種の保存の危機を感じたのかもしれません。よってそれは理屈ではないということです。あの衝動はなんなのか?なんだったのか?今この時期にじっと考えることがあります。考えれる余裕が少しできてきたということなのでしょう。
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一日目午前中の体操指導教室です。指導は雨宮病院の安川太郎さんです。
肩痛が治る!健康体操というテーマです。先だって行った小林さんのレクチャーも聞いているようで、楽しく盛り上げて教室を進行していただきました。やはりリレーションしていくことでドンドンとノウハウが積み上がってきます。
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会長の戸田さんもしっかりと参加していただいていました。
戸田会長も既往をきいていくとLCSのような症状を有しており、今回は私が施術させていだきました。「マッサージでもない、この治療はどこで受けられるのか?石巻でもどこか受けられるのか?」とてもびっくりされていました。理学療法士として嬉しい限りです。

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ちょっと小さいですが、会場となった石巻市旭町の恒心会会館前にて、午後からの教室を担当してもらった井口正史さん(軽井沢クリニック)。とても頼もしく思えたのはお昼ぐらいにパタリの人の出入りが途絶えたのですが、自ら表に立って声をかけ、そして営業にでかけてしっかりと顧客を連れてきたことです。短い期間だけど、少しでも貢献したい!!そんな気持ちが伝わってきます。既に2人に任せて十分にやっていけることがわかります。キャリアや技術そして知識ではないのです。被災地で最も大切なのでは気持ちです。何故なら既に理学療法士として免許をもって働いていること、それが専門性をもっていることの証なのです。
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今回も長野チームは多くのバザー品を携えて来てくれました。本当に長野という地、そして軽井沢という地の気持ちというか、まとまりというか凄いと思いました。
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私も営業といいますか、駄菓子屋に入ってそこでリハビリ活動のことをアピールしてきました。するとそこに買い物にきていたご夫婦が体操に来てくれました。何でも震災前はボトミントンなどをしていたようですが、震災後は全くする機会がなくなって運動不足だったとのことです。やはり日常の生活のサイクルは明らかに戻っていないということです。生きることそのものは戻ってきました。しかし生活はこれからです。改めて失ったものの大きさを感じます。これはジャイロキネシスを提供している風景です。
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この日はとても天気がよく、先週までの大雨とは打って変わって温かい空気でした。先月末に来た時は明らかに開いているお店も多く、人通りも多くなったようです。刻々と変わる被災地の現状。復旧復興に向けて前進していることがわかります。被災地は本当に数日でドンドンと変わっていく様が見てとれます。周りの環境だけでなく人の気持ちもそうです。これほどまでに急激な変化とそれを受け止め、さらに変わっていかなければいけない毎日そのものが既に非日常といえます。たまに行く我々と違い、生活しなければいけない現地の人たちの思いは想像もできません。
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前回もお世話になった佐藤さん。今回も我々を温かく迎えてくれました。腰痛もちということで見させていだきました。腸腰筋が偏側性に弱くなっており、腰部の支持性が低下していました。促通しることで楽になりました。
長野チームはそのまま滞在して翌日も支援活動を続けます。翌日のことを後から聞くと一日目よりもさらに多くの人たちが訪れたようで、2人にとって本当に自立と自覚と自信を促がされる貴重な体験となったことでしょう。最近お若い人はあまり多くは語りませんが、じっと持っているものはあります。突き動かされた今回の震災にて、本来持っている人間の生き物の強さを得たのかもしれません。

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