第三回報告会

Category: 東日本大震災
東日本大震災リハビリネットワーク~face to face~ 第三回報告会

(報告者)
1.山本尚司(運動連鎖アプローチ研究所)Face to faceとは?石巻市旭町~在宅被災者~
2.木村佳晶(介護老人保険施設みやびの里)気仙沼大島~私の個人支援についての報告~
3.有井一貴 (長野県佐久穂町立千曲病院) 南相馬市~希望を必要とする被災地で理学療法士ができること~
4. 橋本大吾(白岡整形・東日本大震災リハネットワーク代表)これからの支援について
18:00~ 懇親会『丸真』


6月5日、浦和市の教育会館にて第三回報告会を開催しています。身体運動学セミナーの終了後にそのまま会場を借りています。今回はPT-OT-STNetの友清さんが、U-streamにて生放送していただいています。最初は私が先発して、石巻旭町の現状と取り組みをレポートしました。リハビリテーションに携わる理学療法士・作業療法士は病院から一歩でると自分が何ができるかがとても不安になってしまいます。しかしその一歩を踏み出す勇気を出すとその人の行動のキャパが広がります。何かを変えなければと日常においても皆さん思っています。その一歩は震災に限らずどこでも必要です。大きな自らの一歩を記すことが震災を通じて学んでいるように思います。
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今回はPT-OT-STnetの友清さんがライブ中継をしてくれました。この日の深夜にやりとりして急きょご協力いただけることになりましたえ。U-streamにて多くの方々に視聴いただきありがとうございます。友清さんの熱い思いがひしひしと伝わってきます。このように多くの方々の自主的な賛同にて輪が広がっていくのも、震災サポートの特徴だと思います。

山本尚司の報告
主に巻市旭町での活動報告をしました。石巻市は以前も報告した通り在宅避難者になります。1F部分が浸水したいわゆる半壊?になるのだと思います。戸田会長というとても理解のある人に恵まれ、快く我々の活動を後押ししてくれたことに感謝です。人と人との結びつき縁、この震災を通じて人間として大事なことも教わっているように思います。支援をしているのですが、被災地から私たちも支援もされている。そんな相互関係を感じます。
詳細は過去の記事にて紹介していますが、2人のリハビリが早急に必要な方を地元の社会福祉協議会につなげることができました。その後どうなったか?確認は必要です。
 リハビリテーションマインド、主にそのことについて述べました。また被災地を通じて理学療法士はチカラがあることも再確認できました。確証のない自信ではなくてリハビリテーションマインドをもった理学療法士は理学療法やリハビリの範囲を超えて復興に貢献できることを実感するのです。

木村佳晶さんの報告
気仙沼の大島という離れ島での活動報告です。離れた島に着目したところも凄いと思いましたが、逆にいえばなかなか目が届かないところです。船がライフラインになりますので、物資も人も陸路のようにはいかないようです。宿泊して被災地活動をしてお金を落とすということが支援になります。木村さんの熱い思いがほとばしる発表でした。とにかく一度被災地へ!!何故かガムテープが足りないということです。場所によって必要なものは違うようですね。
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橋本大吾さんの報告
5月29日~30日、名取市と岩沼市、南相馬での活動を報告していただきました。避難所の課題として、履物・仕切り・仮設への移行・仮設の住宅改修・生きる意味などの提言です。体育館型の避難所と教室型の問題についても述べていただきました。現在、避難所から仮設への移行段階です。行政の問題なども含めて、まだまだ問題がケーズバイケースのようです。
 施設について:地域には医療・介護・福祉・行政が関わっています。事業所の運営事態が難しくなってきているようです。地域についてはドンドン移行させていかなければいけません。現地の利用者を地域に返していく役割ですね。
 現在、東日本大震災リハビリネットワーク~face to face~では、橋本さんが中心となってリハビリ支援マップを作成しており、一目でどこに何が入っていてどこが足りていたいのかということを視覚化する取り組みです。石巻はいろんな市町村が合併した経緯もあり、そういった意味で地域間での結び付きが難しいとのことです。
今後の課題としましては、石巻、亘理、山元、名取地域、他団体との連携などを挙げておりました。
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有井さん 4月末そして6月4-5日の二回の支援活動です。今回は南相馬からダイレクトに会場入りです。
時間がとまって未来がない現状のなかでの、リハビリをやろうとはいえない。そんあ深刻さを語っておりました。「ままふあり」という支援団体があるそうです。ままさんの軽井沢に拠点があるようです。ラーメン食べているときはラーメンのことを考えていた。つまり何か楽しいこと美味しいことそんな支援もあるのです。しかし根本的な解決はなかなか深刻です。30キロ圏内は医療弱者がいないという立場をとっているので、医療コーディネイトがされないでいます。放射能さえなければ解決する問題ばかりで、見えない敵に対していったいどうするのか?我々もその部分においてはフリーズしてしまいます。しかし住人はどんどん戻ってきていて避難所では逆に人が増えているようです。逆の現象が南相馬ではおきているのです。とにかく福島事情は他の被災地とひとくくりにはできないものがあります。
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次回は6月25日土曜日午後7時~ 同会場3F会議室にて開催予定です。
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