ハンドセラピィセミナー


ハンドセラピィセミナーのお知らせ

H24年度ハンドセラピィセミナーを以下のごとく開催いたします。

 日程予定
第1回 7月22日(日) 13:00から17:00 「表面解剖」(決定)
 手の表面にはlandmark(標識)、皺が観察され、これらから深層の解剖を推測することを目的とします。

第2回 9月23日(日) 13:00から17:00 「ハンドセラピィ 総論」(予定)  
 手のリハビリテーション(整形外科領域)の総論を解説し、手外科疾患に対するセラピィの流れを解説します。

 第3回 11月25日(日) 13:00から17:00 「末梢神経の診方とハンドセラピィ」(予定)  
 末梢神経の復習を兼ねて末梢神経の機能と解剖、末梢神経障害の診方、手外科領域で接することが多い手根管症候群、肘部管症候群、Gyon管症候群、胸郭出口症候群に対するセラピィと鑑別診断に関して解説します。

第4回 H25年1月27日(日) 13:00から17:00 「骨折・腱損傷の診方とハンドセラピィ」(予定) 
 骨折のリハビリテーションは合併症対策が重要です。骨折部位により合併症が異なりセラピィにおける合併症対策について解説します。
 手指屈筋・伸筋腱の修復後のセラピィ、腱鞘炎由来のStiff hand、腱鞘炎に対するセラピィに関して解説します。

第5回 H25年3月24日(日) 13:00から17:00 「拘縮の診方とハンドセラピィ」(予定) 
 拘縮手を診る際には、手指の機能解剖と拘縮の鑑別が重要です。これらを解説し拘縮の除去方法について解説します。


会場:調布市市民プラザ あくろす
    (京王線国領駅すぐ)
講師:阿部幸一郎
定員:20名
参加費:全5回 ¥50,000
参加申し込み方法:「HAND maintenance studio」ブログの右側のサイドバーにある「ご意見はこちらから」から申し込みください。
 ①氏名(ひらがな)
 ②住所
 ③連絡先(携帯番号・メールアドレス)
  ※急な予定変更時に連絡を差し上げるために必要です。
 ④職種・経験年数
 ⑤所属施設
 ⑥参加動機

 申し込みを頂きましたら、参加費の振込先、連絡事項を含めこちらから返信いたします。
 参加受諾については、参加費振り込みの完了と致します。

 皆様に、お会いできることを楽しみにしております。
 阿部幸一郎

雄勝~気仙沼

雄勝~気仙沼

少し前になります、4月20-21の金曜日と土曜日に雄勝と気仙沼にて活動をして来ました。雄勝はリハ相談会に、そして気仙沼は個別と体操の教室です。
地域によって全く違うステージにある、被災地において、石巻と気仙沼も例外ではありません。また現地に活動のためのコーディネートする人の存在の大切さも身にしみて感じます。
雄勝では森林公園という仮設住宅にてリハビリ相談会です。毎回参加して頂いている方から、すっかりと顔なじみになりました。一年間が経つと、多くのボランティアが森林公園にも入っており、また雄勝そのものもテレビなどのメディアへの露出が珍しくななってきました。雄勝は陸の孤島と呼ばれており、その孤島故に人が入らないという現状が続いていました。しかしながら雄勝にいればわかりますが、石巻までは距離としてはそれ程遠く感じなくなります。生活そのものが、常に石巻まで出ているので、住人にとってはそれ程苦ではないようです。
石巻は丁度桜の見頃で、東京からきた我々にとっては季節外れの桜に感じます。雨模様の中での桜でしたが、とても綺麗に咲き誇っていました。
森林公園ではボールを使ったエクササイズを皆でやります。現在は運動の機会も多くなっており、楽しみと気分転換を、兼ね備えたツールが求められています。
対象の機能レベルは、介護予防レベルか更に良い状態になります。予防の予防レベルです。仮設住宅には本当に介護が必要なリハビリレベルの人達はいられません。よって全他的に本当の意味でのリハビリ支援の必要な人は少ないと言えます。また徐々に雄勝にも特養などの施設もオープンしており、当初心配した孤立した現状は打破しつつあります。何処かて皆が少しずつ現状からの回復を目指して尽力されていることがわかります。我々が何かをしなければどうにもならないという事態ではないということです。
委託事業というツールが無ければ、FTFの活動もここまで続いてなかったかもしれません。
心の問題。改めて感じることは、心はそう簡単には癒されないということです。人生には幾重もの障壁を越えながら辿りついているわけですが、その喪失感の大きさは徐々にのしかかってきていることが伺えます。
傾聴。本当にこの傾聴が如何に必要とされているか、気仙沼ではさらに実感することになります。
ボランティアについては継続することは大切ですが、バトンを渡していくことも、大切です。長期に渡る生活を削ってのボランティアは、今回の震災においては充分に大義名分が立ちました。それ程のことであったことはいうまでもありませんが、これからやろうという新鮮なエネルギーが不可欠です。新たな意欲につなげて行く。今だからこそ立ち上がってくる力もあります。どれぐらい新鮮な気持ちで臨めるか。キーワードは其処にあります。

サッカーフォーラム

第一回運動連鎖サッカーフォーラム 報告

5月3日のGW後半の始まり。群馬の桐生市にてサッカーフォーラムが開催されました。実行委員長は大曽根さんで、運動連鎖アプローチ研究所でも活躍していまる理学療法士です。自身も群馬の桐生市にてブルーバードという治療院にて開業独立しており、その独立心と探究心は現代の若者の旗手と言えるでしょう。
 大曽根君が長らくサッカーに携わっていることから、何かスポーツ関連にてできないかということで企画しました。講師は大曽根君と運動連鎖道場の一期生である小関さん、そして私と元アルビレックス新潟フィジオトレーナーの亀尾先生です。私も噂でしか聞いたことがなかったので、どのような先生なのか大変興味がありました。
あいにくの雨模様ですが30名あまりの参加者が遠方からも集まってきました。サッカーだけに大半は男性であるのは仕方が無いですね。トップバッターの大曽根さんと小関さんは共に足に着目したアプローチであり、動きの変化に着目しています。つまり動きから何かを導きだすというやり方から、アプローチにより何かが変わるかという観点です。機能が変われば能力が変わる。いわゆる積み上げ型の理学療法といえます。一つ一つの機能を積み上げる中で、その人の能力も変化するということ。まさに理学療法の王道といえます。
 実は実際にその人のパブォーマンスを規定しているものが何なのかは、見ただけではわからないというのが実情です。もう少し言えば何かしら刺激を入れれば好転反応がみられるということです。つまりは人間の脳はあらゆる情報処理の過程において、どのような介入の仕方であっても良くなる方向にアレンジしてしまうということです。
 動きにこだわるという点に置いては理学療法の神髄を踏襲していることが伺えました。お昼は近くのカツレツ屋さんに連れて行ってもらい、とにかくこだわりのカツは本当に満腹そのものでした。これは午後からの私の講義は大丈夫だろうかと思いながら完食です。
 私のテーマは「ゲームの流れを創れる選手の作り方」です。そんなことができたら、誰でも知りたいわ。と言われそうですが、実査に理学療法の機能という観点からはほど遠いテーマです。しかしながら、私自身が今までスポーツの中で観念的に言われていることが実は理学療法を突き詰めていく中で、その原理原則の観点から論理を導きだせるという確信があります。何でもそうですが、何かを突き詰めるということは真理に突き当たります。その真理は森羅万象に応用がきるものなのです。いわゆる理学療法だけに通用する論理は結局は社会の世間の支持を得ることはできません。それは共感を得ないからです。狭い世界だけに通用するかのように作られた論理体系は、世間を変えることはできないでしょう。さて、ゲームの流れを変えるということを機能に置き換えるとどのようになるか?
 まずは現代サッカーの潮流と日本サッカーの変遷をみていきたいと思います。世界のサッカーにおいては何が求められているのか?現代サッカーの申し子と言えば、バルサのメッシということになります。ポゼッションサッカーにより7割以上のボール支配率をほこり、ほとんど相手に触らせない。つまりカウンターでしか手は無いということになります。最近は相手もポゼッションは諦めて、バルサに回させて極力温存作戦にでています。少し相手も慣れてきたところもあるのかもしれません。といってもその攻撃力を凌いで、攻撃に繋げられるチームはレアルかCLの上位チームに限定されます。また決勝になればバルサは怒濤のような攻め方をしてくるので、準決勝の段階にてCLニおいては勝つ最高のタイミングだったのかもしれません。
 さて、バルサの話はさておき、現代はモダンサッカーは厳格な決めごとのなかで規律を守るというなかでも、ボリバレンとな能力が求められます。つまりポジションとしての役割は勿論ですが、その枠を超えて自由に役割を演じることによって、いくつものオプションを備え、相手によって臨機応変に変幻するということです。研究が進んだ現代において、特にバルサぐらいになると研究されまくります。全て解剖されて分析されてプレパラートに乗せられるのです。自由にポジションチェンジを繰り返しながら、それでいて規律と献身性を兼ね備えるということは並大抵のことではありません。
 日本はオシムにより日本人によるサッカーの日本人化を提唱しました。文化と歴史を学び、そして日本という風土や気質を学ぶことで日本のサッカーを理解し課題を明らかにする。技術と体力とそして戦術があれば勝てるはず。特に日本人にはユーロなどで活躍出来るレベルになかったため余計にそう思っていました。まずは技術がなければ話にならないと。近年は選手のレベルも上がってきたこともあり、次の段階に上がったということなのでしょう。単なる技術論だけでなく、そも精神性やさらにはオリジナリティーを追求していくことで他国との差別化をはかり、強みを前面に出していく。そんな段階なのでしょう。勤勉さ、真面目さ、協調性、従順さなどともすれば勝負の世界では必ずしもアドバンテージにならないものが多々あります。しかしながら、それが強味となってくることもあります。日本はサッカーそのものは、下手に映ります。トラップやボールコントロールやシュートなど、時に素人目にも不甲斐ないブレーがみられます。しかし、試合をすると買っていることが結構あります。一人一人の能力からすれば、明らかに低いと思われる場面は多々あります。つまりランキングが下の国でも結構上手いです。よって壷にはまれば、全く知らないような国にコロッと負けることがあります。それも押しまくられる形で、完敗ということがあります。例えば本田がいなければ、ことも簡単に軸がないサッカーになります。結局は日本サッカーが強くなったというよりも個に依存している現状だということです。
 サッカーのスキルにおいては、あたり負けしないということがあります。これは筋力トレーニングをすれば培われるものなのか?もちろん線が細くて弱ければ話になりませんが、絶対条件ではないような印象を誰もがもっています、しかしながら、それが何なのかはわかりません。そういった現状です。見た目の力強さは必要でしょう。しかしながらラグビーではないので直接コンタクトにて押し出すことがいいとは限りません。長友は明らかに体幹トレーニングにより強固なフィジカルの賜物であるように思われます。では本田はどうか?確かに人知れず当然のように抜かりは無いと思いますが、ボールキープがきるボールが収まるということにおいては、体幹の機能だけではないように思われます。
 重心の置き方や体の入れ方などテクニカルな何かがなければ、ボールキープというところへ昇華はしないでしょう。また裏付けとなる機能も必ずあるはずです。それをおそらく丹田とそして付随する軸であると考えます。
 香川はどうか?もちろんチーム戦術のなかでの選手ですので、香川の役割が強さやキープではないことは確かです。香川の持ち味をしっかりとチーム内にて活かす術をもたたければいけません。香川が長友のような体幹を持っているとは思えません。しかし高いパフォーマンスを見せています。では何か?香川には丹田という地にしっかりと根ざしたような感覚はないですが、軸はあります。軽快なステップを踏むまるで忍者のような動きです。あの忍者の動きはまさに左右の軸からの統合によってできる、センターラインという軸の機能だと思われます。センターも一軸というよりも二軸の合計による軸です。それが、軽快な柔軟性と巧みさを生んでいるように思われます。日本人でもボール扱いが上手い選手は山ほどいますので、香川のようなプレーそのものをすることは出来そうですが、なかなかいないというところにサッカーの奥深さを感じます。まとめますと長友は固定性、本田は重心の安定性、香川は軸を基盤とした俊敏性ということになります。
 おそらく日本人はイチローを始め、その姿に日本人の個性を見ています。サッカーにおいても日本が香川に対して思い入れが大きいのは、どこかに日本人のコンプレックスを払拭してくれて、尚かつ日本人の個性にて活躍してくれていることがシンパシーを感じるのでしょう。よって岡崎がいくら活躍しようが活躍しまいが、今ひとつ注目度が低いのに比べ、香川には非常に関心が高いことが物語っています。




 



運動連鎖道場認定コース第12期

運動連鎖道場認定コース第12期
Week dayシリーズin海老名 全6回半年コース
~センタリングアプローチ~

火曜日金曜日コースすべて定員になりましたので締め切りにさせていただきます。

                           参加要項 

 運動連鎖アプローチ研究所のある神奈川県海老名市で開催する運動連鎖道場の第12期目となります。センタリングアプローチという新たなカテゴリーを立ち上げ、地方でも随時開催をしているなかで、身体機能の原理原則とも言える治療体系へと前進してきました。
部分と全体という理学療法においての永遠の課題において、どこからアプローチしていったらいいのかという疑問に一つの回答を示すコンセプトと言えます。
 現行通り、部分的な側面を随時、センタリングに集約させていく形で学べることになりうますので、部分的な運動連鎖とともに全体像に肉付けしてける内容となっています。
またご要望の高い運動連鎖インソールシステムにういては、道場生のブラッシュアップとして開催を予定しています。
 尚、各曜日とも人数枠に限りがありますので、ご了承ください。
 
日 程:平成24年 12期火曜日クラス
Vol.1  6月12日(火)
「運動連鎖アプローチ、センタリングアプローチ概論」
「感覚入力システム」「呼吸システム」
Vol.2  7月10日(火) 
「体軸システム」「抗重力stability」 「サイドラインセンターシステム」
Vol.3  8月7日(火)
「footシステム」 「foot~脊柱システム」
vol.4  9月11日(火)
 「歩行システム」 「仙腸関節・股関節・腰椎の運動連鎖」     
vol.5  10月9日(火)
「上肢肩甲帯」「上部平衡系システム」
vol.6  11月13日(火) 
「頭蓋・顎・顔面」「眼球システム」

 日 程:平成24年 第12期 金曜日クラス 
7月8月に日程変更があります。
Vol.1  6月22日(金)
「運動連鎖アプローチ、センタリングアプローチ概論」
「感覚入力システム」「呼吸システム」
Vol.2  7月20日(金) ⇒7月27日(金)
「体軸システム」「抗重力stability」 「サイドラインセンターシステム」 
Vol.3  8月24日(金) ⇒8月31日(金)
「footシステム」 「foot~脊柱システム」
vol.4  9月21日(金)
「歩行システム」 「仙腸関節・股関節・腰椎の運動連鎖」 
vol.5  10月19日(金)
「上肢肩甲帯」「上部平衡系システム」
vol.6  11月16日(金) 
「頭蓋・顎・顔面」「眼球システム」

時 間: 受付9:30~ 道場 10:00~17:00(最大18時まで延長)
募集人数各曜日:14名

講 師:山本尚司(運動連鎖アプローチ研究所 所長)
略歴:鍼灸あん摩マッサージ指圧師・健康運動指導士・ジャイロトニック・ジャイロキネシス認定インストラクター・セロトニントレーナー)

参加費:100,000円 
道場卒業生:90,000円(リテイク・ブラッシュアップとしてご参加ください)
スポット参加:vol.1~vol.6 各回:20,000円  
※お休みの回のある方は次回道場にて振り替え可能です。

☆参加費振込み先☆
みずほ銀行 橋本支店(はしもとしてん)
(普)2383351
名義:運動連鎖アプローチ研究会 
 
・ 参加の受諾については振込み完了をもってとします。5月末日までの振りこみをお願いします。
・ 振込み手数料は参加者負担となります。
・ 撮影は一切禁止とさせていただきます
・ 火曜日と金曜日と組み換え可能です。
・ 昼食は近隣にAEONのフードコートなどお店が多数あります。
・ 動きやすい格好でご参加ください。
・ 駐車場はございません。目の前にSATYの屋外駐車場あり:一日600円
・ 通勤ラッシュなども予想されますのでお時間に余裕をもってお越しください。

申し込み先:フィジオ運動連鎖アプローチ協会 事務局
      undourensaapproach@gmail.com        薮下享江
      氏名・経験年数・職業・所属・(火曜日コース・金曜日コース)を明記。
会 場:運動連鎖アプローチ研究所(小田急・相鉄線 海老名駅徒歩7分)
    243-0432 神奈川県海老名市中央2-5-28 宝来ビル4F
℡&fax 046-240-8743 携帯 080-3082-2413

(参考資料) DVD①「運動連鎖アプローチ」~触察と各種運動連鎖評価の方法~
       DVD②「運動連鎖アプローチ」~治療&テクニカル編~
       推奨DVD③ 運動連鎖センタリングcoreアプローチ
ジャパンライム株式会社 ※道場参加者は10%割引きとなります。
理学療法MOOK9第二版 ※二割引になります

運動連鎖ゼミコーススタート

運動連鎖センタリングゼミスタート

 5月4日に一般社団法人フィジオ運動連鎖アプローチ協会になるにあたった、運動連鎖インストラクター(仮称)の養成講座が始まりました。まずは理事とスタッフを対象に試験的に開始しました。
運動連鎖道場としても早12回目を数え地方開催と合わせると20回のべ200人以上の卒業生を数えます。
おかげさまで、各々が自らの考え方をもってそれぞれの道を歩んでいる姿を見るにつけ、どのような形であってもそれは喜ばしいことです。
 どのような教育体制を敷いて行くか。何処でもコースとして開催してアップデートをしています。カリキュラムとしてしっかりとしたものであることも大切ですが、大学のゼミの役割というのは自由な討論の中で深めていくことにあります。臨床思考過程そして自らの言葉で医療従事者としてしっかりと説明することが求められます。
 技術的には若いセラピストであっても、習得は早いです。おそらくこれが教育課程の違いだと思います。私が理学療法士になった20年以上前は技術的なもの、感覚的なものは排除するという時代でした。経験年数が高いものほど新しい知識や特に感覚的な技術系は苦手とします。それは自らの概念の中に常識として存在しないからです。それが当たり前だと疑いのない世代の吸収は早いです。よって10年以上研鑽して身に着くものもありますが、実はその既成概念のせいで習得できないのです。
 感覚的な世界に違和感のない世代は本当に強いです。しかしながら、理論がから入って技術的な習得に二の足を踏んだ我々の世代は、常にどうしてそうなるのか?これは理論的にはどのような説明できるのかというという思考にて歩んできました。理論をきいて自ら工夫するヒントにして考えるというのがスタイルです。しかしながら、全く新しい概念や思考や感覚入力そして脳の使い方といったパラダイムシフトには踏み出せません。考えて進むということはあくまで、自らの考え方の範疇にとどまるからです。

今回のゼミコースの狙いはディスカッションです。そして論理的思考を導くことにあります。技術的に優れたセラピストが近年、理学療法士のなかでも多くなってきました。明らかに以前より結果の出せる理学療法士は増えました。それは、論理的思考が主だった理学療法士から感覚的なモードに長けたセラピストの台頭を意味します。以前から理論派と感覚派というのは、ともすれば対比されていました。しかしながら、その対比は理論派には敵わないというのが常でした。しかしながら、現代はいくら理論が長けても実際に効果が出なければ何もならないという世間の風潮が背景にあります。よって、以前ほど論に長けた人が優位になることはありません。世間そのものが政治やスポーツの世界においても結果を残さなければ何も変わらないことを知っているからです。
 しかしながら、結果がでればいいという風潮は良くなれば何でもいいということにもつながってきます。理学療法士が理学療法士であるゆえんは、やはりリハビリテーションをベースとして理念として治療体系であるからです。他のあらゆる治療法用やアプローチは身体機能に関して言えば多種多様にあります。それのどれを使ってもいいということになると、それは理学療法学としては残りません。良くなれば何でもいいという風潮の世界にも長くいますが、既に他の領域から学んだ物については、その業界で既に体系づけられた流派から学んでいるのです。ということは、どこでも少しかじってとい方法は軸のない、ころころと流行に流されることになります。一時的に風靡することはできても、その医学という歴史のなかで継承していくというならば、それは理学療法の神髄とは何かを突きつけなければいけません。
例えば料理でも美味しければなんでもいいという観点にて、フレンチも和も中華も全てフルコースで美味しくというのは、かえって中途半端な状況に陥ります。そのこだわりと、その探求度によって説得力がでてくるのです。まー若い時には私もあれやこれやとやっていたので、人のことは言えませんが、少なくとも理学療法というものえの拘りのないセラピストが増えることは、異端児として少数派の場合は注目されますが、それが多勢になったときには邪魔の何者でもありません。王道としての理学療法について実は何の指南もないのが現状ですので、若手がでは何をどうすれば理学療法としての神髄なのか?との問いには答えられないことは確かですl。これは先輩である我々の責務でもあります。
 ゼミにおいては、単に良くなったとか変わったという段階から、臨床思考過程について学んでいくものです。新しいタイプのセラピストが多々輩出している理学療法業界において、その流れの中でファシリテーターとしてナビデートしていく役割が不可欠です。
 是非、理学療法の神髄についてその哲学と理念を纏えるように頑張りましょう。


 




 
 

4月21日活動報告

石巻ベビースマイル&石巻リハビリ交換会

 一年が経ち、被災地は復旧から復興へそして再生へとステージを新たにしています。勿論、場所によってその進捗具合はまちまちですが、確実に進んでいることは確かです。

 まだこんな段階かとため息が出てくることもありますが、確実にゆっくりでも変化はしているところが感じれます。
一人一人が何かしら復興に向けて尽力していることがわかります。急には何事も変わりませんが、問題が挙るとその数ヶ月後には何らかの変化と改善が見られるのが、個々一年の観察にて実感できます。

そういった意味に置いては民の力を感じます。指導者不足が嘆かれる中で、民の力、日本人の底力を感じます。

諦めるという選択肢は日本人にはありません。海外においても基本的には同じだと思いますが、我慢や忍耐という言葉が時として海外の人が日本にいて学んだことだと言われるように、民族性としての特徴なのでしょう。

今回は〇泊三日の弾丸ツアーではないですが、石巻に赴き、新たな可能性を感じながらの活動となりました。

まずは午前中は河北というところにある避難所にもなったビッグバンという会場にてベビースマイルというお母さんと乳幼児のサポート団体主催の交流会への参加でした。

何処からそのような繫がりがあったかといいますと、もともと石巻市旭町という駅前の町のリハビリ支援を昨年の5月から継続していたのですが、そこの戸田会長さんよりベビースマイルという団体を紹介された次第です。

http://www.forbabysmile.com/#
子育て支援団体 ベビースマイル石巻は、
こんな時だからこそ、「つながる」「絆」を感じることの大切さを感じ、23年5月に任意団体としてスタート。震災時のマタニティ・子育て世帯への情報不足を感じ、つながりを強化することで、緊急時に活かせるような行政・地域社会とのネットワークを構築したいと思っています。
また、震災で失われた子供の遊び場の提供や、震災のケアなどのサークル活動を通して、移住してきた方との交流をはかり、みんなで子育てを楽しむ場を作っています。子育て中のママの社会参加も応援します。

 依頼は笑顔を作るためのアプローチとマッサージなどです。今回が第一回目の試みとしての集会だったようで、合計60組あまりの親子が石巻、女川、東松島、北上のほうからも来られたようです。皆さん小さな赤ちゃんを抱えた方も多く、代表の荒木さんそのものがおんぶ紐に背負い、手を引いたお子様もいらっしゃる中での運営でした。
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ベビースマイル代表の荒木さんと。

今回は身体のケアー部門として参加しましたが、他にもハンドマッサージや全身マッサージ、心のケアなどのグループが参加しており、予約制にて随時サービスを提供させていただきました。


体操から始まり、親子のふれ合いにお茶っこと忙しいお母様方の憩いの場となっているようでした。
お昼ご飯もカレーがしっかりと用意され、これが本当に美味しかったです。ちなみに帰りは皆お土産付きでした。

おそらく私よりもさらに若い世代のお母さん方。子育てはそれでなくても大変で悩みが尽きないところ、ましてや被災にて多くの苦難があった上での一年。このような集まりは都会であっても、なかなか大変なことです。運営スタッフの皆様の快活な動き方はすばらしいの一言でした。

とにもかくにも普段から一人になれないママたち。マッサージや治療を受けている間はスタッフの皆様が交代にて面倒をみてあげて、一瞬の安らぎの時間を愉しんでいただけたと思います。

特に治療でなくてもfaceへの関心は女性であれば誰しもあります。やはり気になっている人は多いはずです。
もちろん身体機能全体を通してのアプローチも提供しましたが、美への願望は古今東西共通の意識ですね。

非常に興味をもっておられる奥様方も何人かいて、後日是非お願いしたいというご連絡もいただきました。

どのような活動の幅となるかは震災当初から流動的でしたが、今年度はまた新たな流れの中で活動をしていきたいと思います。

知識・感性・表現・学際的思考をブラスする

~知識・感性・表現・学際的思考をブラスする~

フィジオ運動連鎖アプローチ協会として新たなスタートを切るにあたり、ゼミを開催するサブテーマに~知

識・感性・表現・学際的思考をブラスする~と付けさせていただきました。

 運動連鎖アプローチ研究会においても各種知識と技術の講習を繰り返してきましたが、大切なことはその技

術と知識をそのままマネするのではなく、そこからいかに展開するかにあります。つかり守破離の原則に従

い、継承するのではなく新たな創造を試みるのです。

 今その瞬間に新たな知識と技術を習得することも大切ですが、モチベーションと向上心をいかに継続できる

かが伴わなければ絵にかいた餅になってしまいます。

 その時の技術や知識ではなく、その時のモチベーションのエネルギーの循環を作れる人材になることができれば基本的にはOKなのです。

認定コースというのは確かにクリアーすべき項目としては分かりやすく、何を履修したかが認識しやすいということにおいて有用だと思います。

しかし、本当に大切なのでは課題としてこなすこと、クリアーすることだけでなく、その後の創造性のある活動にあります。

復興から再生へと日本が舵をきりつつあつ現在において、この先の未来を担う心意気とは現代式の積み上げ式の学習からさらにプラスαが必要です。

多くの個性が育つことそしてその個性が自らの道を切り開いていることことによって、その職種が世間に広く認知されていくことになるのです。

また広く知られることに人は価値を見出しますが、それは一重に自らの認められいる証としての表れだからでしょう。

知られているということのみが主眼になると当然、そこに歪みがでてきます。
手段を選ばないという表裏一体の現象があるからです。

表に出るということ、世間にでるということにおいて、創造性として何が残せるのか。

上乗せはなく再生なのです。つまり根底からの創り上げが必要なのです。

ひっくり返すとかという意味とはまた違います。

勘違いすると、全否定から入り、自らの主張の正当性のみを前面にだすことが見受けられます。

いろいろな事象を見ていると、もちろん新たな立ち上げには既存の者に対するアンチテーゼんが含まれたいたほうが、共感を得やすいといというロジックがあります。しかしながら、そのロジックは必ずしも長続きしません。

自らの主張と軸ではないからです。既存には無いからという立ち上げだと、そのまた既存にはないものにとって代わられるからです。

そしてそのようなアンチテーゼの集団は時として徒党を組んで動きます。

よく学校でも少しつっぱった連中は徒党を組んで動いていましたが、まさに同じことです。

徒党を組まなければ不安でしょうがないのでしょう。

徒党を組まない自らの感性と表現をもって知識を生かしていく、そして学際的思考をプラスすることで医療従事者としての矜持を通すのです。

フィジオ運動連鎖アプローチ協会としては、今後新たな矜持を持って突き進んでまいりたいと思います。


 

運動連鎖センタリングアプローチゼミ

待望!運動連鎖道場生のためのステップアップコース
運動連鎖センタリングアプローチゼミ
開催のお知らせ

~知識・感性・表現・学際的思考をブラスする~

 運動連鎖アプローチ研究会は平成24年5月より一般社団法人フィジオ運動連鎖アプローチ協会としてリニューアルする予定です。平成13年より足掛け10年余り、50回を数える研修会開催と、地方を合わせて20回あまりの回数を重ねた運動連鎖道場など、全国から多くの参加し頂いた皆様のご協力と熱意によって継続してまいりました。
 10年という年月の流れの中で運動連鎖アプローチ研究会の果たすべき役割も、一勉強会の開催から広く社会貢献へと使命の変遷がありました。
 おそらく200名あまりの運動連鎖道場生の輩出により、多くのその理念を継承したセラピストが誕生しています。自らの考えで、自らの言葉で表現できる。そのことを理念に掲げ、そして現在があります。運動連鎖アプローチ協会と新たなスタートを切るにあたり、長らく待望された運動連鎖道場生を対象としたステップアップコースの開催を企画してまいりたいと思います。

期日:平成24年4月30日(月祝)
時間:10時~16時 
参加費: 7,000円(会場・資料・運営費)当日払い・
参加資格:運動連鎖道場卒業生
会場:運動連鎖アプローチ研究所 海老名

タイムスケジュール
9:30~受付
10:00~運動連鎖 「口頭試問」
12:00~症例検討 ※実際のクライアントにご協力お願いしています。
13:30~お昼
14:30~センタリングアプローチ 新テクニックの紹介
16:00~終了

申し込み:kineticapproach@gmail.com フィジオ運動連鎖アプローチ協会 監事 芹沢誠

仙骨

仙骨

仙骨は5個の仙椎と椎間円板からなっています。仙骨に椎間板があるという認識は認識にてほとんど見ることがなく、大半は一つの骨としてみます。よって仙腸関節の仙骨という扱いはしても、仙椎へのアプローチという発想はあまりなかったです。、
 しかし、最近この仙椎へのアプローチが非常に効果的であることがわかってきましたえ。運動連鎖道場の1Ⅰ期を現在海老名にて開催していますが、4月は足部の脊椎の関係についてレクチャーしました。正中とは身体の中心のことですが、その正中で正中重力線が一致するということはどういうことなのか?果たしてその評価基準はというところで、足部と脊椎の関係の重要性がクローズアップされてきましたえ。
 正中とそして左右に一対ある身体部位というこの関係性がとても大切なのです。
 IMG_1200.jpg
 仙骨の形状はレントゲンをみるとフラットであることがあります。また触感でもフラットで固いなというイメージをもつことがあります。もともとなのか後天的な要素にておこるのはは定かではありませんが、いずれにせよ仙骨がフラットであったり固かったりというのは、あまり良い状態ではない印象です。
 実際に足部と薦骨の関係をみてみると物凄く関係があることがわかります。もう少し言うと足部がいかに身体全体にに影響を与えいてるかということにつきるのですが。
 仙椎を触診していると圧痛がある部位があります。これも左右差があり、誰でも痛いわけでないことを考えると、明らかに後天的な影響があることがわかります。そして、その圧痛部位は足部との連鎖を紐解くと消失することが確認できます。そして、その仙椎へのアプローチが薦骨そのもののアライメントにも影響を与えるのか、脊椎全体の動き、足に腰椎の動きの改善に結びつきます。まさに仙椎さへも脊椎全体の動きに影響を及ぼす運動連鎖の奥深さを改めて感じる次第です。

声の道場Ⅱ

内容紹介
「声の道場」ふたたび!!声の道場Ⅱ


 人間の身体には、考え及ばない可能性がいっぱいあります。それを目覚めさせるために、また、人間社会がより良い方向へ進むためには良い「気づき」の循環が始まるようにすることが大切なのではないかと思うようになりました。
 「声の道場」が多くの人にとって、そのきっかけになることを祈っています。(本文より)
著者について
山村 庸子(やまむら・ようこ)
昭和23年福岡県生まれ
昭和46年 慶應義塾大学商学部卒
昭和47年 福岡にて観世流シテ方鷹尾祥史師に入門
昭和53年 上京し、梅若六郎師に師事
昭和63年 観世流師範となり、梅若会に所属
平成17年 観世流準職分となる
緑桜会主宰
「声の道場」主宰

著書に「声の道場 ~日本の声が危ない~」(平成22年)
登録情報
単行本: 216ページ
出版社: 一世出版 (2012/4/23)
言語 日本語
ISBN-10: 4870781735
ISBN-13: 978-4870781733
発売日: 2012/4/23

運動連鎖道場in鹿児島

運動連鎖道場in鹿児島
日程変更のお知らせ
5月~9月開催を6月~11月開催へと変更させていただきます。参加者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

拝啓
時下、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
このたび、運動連鎖道場を鹿児島で開催する運びとなりました。講師は運動連鎖アプローチ研究所・代表の山本尚司先生です。12月に第1回目を行い、今回は、第2回目から第6回目までの講習会の募集となります。
第2回目から第6回目を下記の日程にて開催致します。皆さまの参加をお待ちしております。
謹白

1. テーマ・日時
第1回  12月25日   「運動連鎖の総論・触診技術」 終了
第2回  5月12日・13日 「足部・膝関節」
第2回  6月2日・3日  「足部・膝関節
第3回  7月14日・15日 「股関節・仙腸関節」
第4回  8月11日・12日 「脊柱」
第5回  9月1日・2日  「上肢・肩甲帯」
第6回 11月17・18日「頭蓋・顔面・頸部」
   1日目 14:00~18:00(受付13:30~)  2日目 9:30~16:30(受付9:00~)

2. 講師
山本 尚司先生(運動連鎖アプローチ研究会代表)

3. 会場
鹿児島医療福祉専門学校 3号館
    〒890-0034  鹿児島市田上八丁目21番3号
     TEL 099-281-9911  FAX 099-281-9913
   地図:http://yahoo.jp/CSdXup

4.費用
  各18000円

5. 定員:30名 

6. 懇親会:1日目終了後、鹿児島市内(天文館周辺)で開催予定  参加費:3000~4000円
    


※ 当日は実技も行いますので、動きやすい服装を準備して下さい
※ 当日の昼食は各自で準備して下さい

参加希望の方は、①参加希望の講習会(第○回目と明記し、参加を希望される講習会を全て記載して下さい) ②氏名(ふりがな) ③職種 ④職場名 ⑤住所 ⑥連絡先(TEL・メールアドレス) ⑦懇親会参加の有無を記載し下記アドレスにメールで送信してください。申し込み後1週間以内にお振込先をメールでお知らせいたします。件名に「運動連鎖申し込み」と記載してください。
※ 申し込み後1週間以内に返信がない場合、再度ご連絡ください。
※ なるべくパソコンからの申し込みをお願いします
(携帯からの申し込みされる場合は、パソコンからのメールを受信できるように設定して下さい)

不明な点がありましたら、メールにてお問い合わせください。
運動連鎖道場in鹿児島 事務局 
医療法人啓智会 大海整形外科 (鹿児島県薩摩川内市中郷町1丁目39-27) 
理学療法士 竹原圭祐
アドレス:takeharakeisuke1114@yahoo.co.jp
以上

運動連鎖道場in静岡報告

COREと足の運動連鎖

 今回は足の運動連鎖と軸をテーマにして開催しました。足のアプローチはインソールも講座に入れていますが、インソールの作用つまり足の作用と体幹の連動性について軸コアーという観点から分析していきました。

「軸とは何か」そもそも軸とは何か?ということを論議しなければいけません。軸が必要だと言われて否定することはできません。軸というのはイメージとしてしっかりとした支柱として支えというイメージがあるからです。では身体における軸とは何か?その答えは難しいです。まず正中重力線上を通ることについては、ほぼ等しいように思われます。しかし左右対称であるということが軸の条件かといわれると?となります。左右対称であるにこしたことはない。しかし実際に左右対称な人間はどれほどいるのか?内臓の位置も利き足や利き手においても左右差がある中で、構造的に左右対称というのが果たして成り立つのだろうか?
 リハビリにおいてもゴールが左右対称とはなかなかなりえません。それを目的とする理念はないからです。私は4分割バランサーという体重分割計にて測定をしていたことがありますが、確かに重心動揺のCOPなどが中央に集積していくほうが機能的な判断としては良しする基準となります。しかしリハビリにおいては動作やアクティビティーの遂行が目的であってバランスの良い身体は必要十分条件にないのです。よって左右対象という命題においてはリハビリ現場では手つかずなテーマなのです。カイロプラクティックなどでも左右の脚長差の是正ということろが基準になることがあります。その脚長差の是正によって機能的な施術の合否を判定するのです。
 身体の内在的なバランスを整えることで健康という身体を得ることを目的とします。つまりカイロプラクティックやオステオパシーなそは健康そして恒常性という理念にて施術をするので、その身体機能としての評価にて帰結するのです。しかしリハビリにおいては身体の内在的な恒常性を対象としているわけでありません。前提条件としては健康でなければ活動もないだろうとう観点では全く関係ないことではないのですが。
 ようは視点の違いです。恒常性を対象としているからいいとか、活動の視点があるからいいとかではなくて、そのそれぞれの理念にそって住み分けとリスペクトが必要なのです。
 さて話がそれましたが、この軸とは英語ではコアーCOREとなりますが、棒のような動かない芯という意味合いだけでなく、その芯というからには動いても折れないというイメージです。ビルの耐震性も揺れるからこそ耐えられることを考えると、固まった柱では脆いということになります。軸というからには安定したた芯、つまり熱の棒ではなくカーボンのような粘弾性を有していることが必要不可欠です。

軸とは芯とは何か
 では身体における粘弾性を有した軸とは芯とはどのようなものなのか?まず骨と靭帯性にて支持されていない姿勢ということが言えます。骨性と靭帯性に支持は大きな外力に対して最後の砦として必要ですが、普段の生活のなかにおいてはむしろ筋肉にてコントロールされるべきで、無駄に骨性と靭帯性に支持されることでかえって機能障害と変性を招いてしまいます。
 自らの身体感覚にて中心と感じる場所にて自らの身体を保持してください。といわれると各々のやり方で中心へと内観しながら誘導していきます。それは間違いなく左右差が無い姿勢に近づいていくことになりますが、その左右差が全く無くなるかといわれるそれはノーです。肩の高さや姿勢の傾きが他人に指摘されて初めてわかるように、自らの身体感覚においては判らないのです。脳はいいように情報を修飾してできるだけ、違和感のないように錯覚させることの達人ですので、自分の自覚的な症状や感情や気持ちにいおいては最も分かっていると言えますが、客観的な姿勢や動きにおいては判らないことのほうが多いのです。

腹横筋の弊害:実は腹横筋はstabilityにおいて最たる機能として重視されていますが、実際には優位になりすぎて固まってしまっている腰部体幹になっている人がいます。緩いよりはよっぽどいいわけで、高齢者や手術後の患者さんにおいてはむしろ望ましいと言えます。しかしながらさらに固定性から安定性へと移行する段階では、固まった腰部体幹はむしり邪魔になります。腰方形筋や腸腰筋による特化した動きがあるのですが、その他筋による活動を邪魔してしまいます。しかし大半は足りない人ばかりなので、腹横筋をベースとしてアプローチが適応です。しかしインストラクターなど職業とするべく突き詰めた人においては弊害となっている場合がみられます。bodyworkでさえも偏っているということです。機能的な身体のベースであるはずの腹横筋ですが、結局はある一つの理念や考え方に身体を当てはめること自体に無理があるのです。

石巻地域のリハビリ職 それぞれの被災,そして新たな希望

東日本大震災-記録集-

石巻地域のリハビリ職 それぞれの被災,そして新たな希望
(平成24年3月発行) A4版  40ページ

平成23年3月11日に起こった東日本大震災。被災地石巻で,リハビリテーション専門職(作業療法士,理学療法士,言語聴覚士)は何を感じ,どう対応したのか。リハビリ専門職一人ひとりの「激闘」と「想い」を伝える今後の災害対応を考える上でも貴重な記録,資料です。

http://www.pref.miyagi.jp/et-hc/seijinnkourei/seijin_kourei.htm#tiikiriha

「東日本大震災3.11から現在~心のタイムライン~」

「東日本大震災3.11から現在~心のタイムライン~」

face to face 東日本大震災リハネットワーク  山本尚司


 3.11.この日は特別な一日となって記憶に刻まれています。何か自分にできることはないか。これほどまでに日本全体が一つの思いとなって結実したのはいつ以来のことでしょうか。あまりにもの甚大な被害に被災者の方々の胸中はいかばかりか計りしれません。多くの問題や課題がある中で、その一つとして心の問題が取り上げられています。この心のケア―については、震災直後より傾聴ボランティアなどの活動が取り上げられており、日常のあらゆる場面にて必要とされていることが認識されつつあります。
 当初は心理カウンセラーや心療内科などに特化した役割であると考えられていたものが、近年のあらゆる知見のなかで、フィジカルからのアプローチも多分に心に影響していることがわかっています。つまり心身一如という概念が科学的にも証明されつつあるということであり、各種ボディーワークが心身に対する効能を謳っています。ヨガにおいても既に多くの実践的な報告がされており、その応用範囲は計りしれません。
震災直後からまもなく一年、私からはface to face 東日本大震災リハビリネットワーク にて実際のリハビリ支援活動を通じて、その経験の中から得られた知見を皆さまと共有できればと思います。被災地や被災者の状況や境遇はその都度変化しています。おそらく地域差や個別差も多分にある中で、一律的に断定することはできません。あくまで私が現地にて感じたことを述べていきたいと思います。今後の皆さまの活動の一助になれば幸いです。

① 被災直後からの激動期
平成23年3月11日~ 東京にもかなりの衝撃がありましたが、東北の甚大なる被害を観るにつけ自分自身がいてもたってもいられない心境であったように思います。この時期のことを思い返すと、むしろ都心部に居住している人たちにおいて一人で家にはいられないという状況を幾度となく耳にしました。何かをしなければいけないが募金ぐらいしかできない自分とのギャップに苦しんでいたともいえます。いてもたってもいられず、3月末に知り合いの伝手を辿り名取市閖上地区の人たちが入っている避難所に行くと、目も当てられないほどに沈んでいると思いきや、私の眼にはとても元気に見えたのが印象的です。そんな筈はないと思いつつ接する中でかえって自分が元気を貰っていることに気付かされます。よく芸能人が慰問してあえって勇気や元気を貰ったとコメントしているのを少なからず聞きましたが、これは実感として事実です。
現在、その時の心境や境遇を聞くと、とにかく無我夢中で振り返る余裕などなかったということです。ハイテンション。とんでもない境遇にいきなり放り込まれたような、かえって生命そのものの力が引き出されたかのような状態です。
方や原発関係で避難してきた方々に関わった同僚に聞くと、被災者のある方は放心状態でとても声をかけられる状態ではなかったと言っていました。
私が関わった中では沿岸部と住宅地では全く違った様相を呈しているということです。また避難所と在宅でも全く違った現状を眼にしました。このような一律的に断定できない、あらゆる要因が複雑に絡み合っているのが現実と言えます。

② 避難所特有の状況
社会的弱者という言葉ありますが、避難所においてもその序列制によって我慢するという状況がみられます。つまり高齢者や子供そして病気を抱えている人、妊婦さんなどがそれにあたります。避難所においても先ずは電車で席を譲るように、お年寄りを優先にして若い方が我慢をするという側面が見られました。本当はいろいろなものを溜めこんでいるにも関わらず、若いのに文句や愚痴を言えないというようなことです。それは子供たちにも見られます。子供たちは避難所や被災地においても落ち込んでいるということはほとんどなく、何処でも遊んで元気です。その子供の無邪気さをみて癒されるといことがあります。しかし反面、尋常ではない状況であることは感じており、大人たちが優先すべきことについては我慢しています。本当は、子供は大人に構ってほしいのだけれども大人は先ずは生活するために必死です。生活が優先になることなどは頭では分かっており、次第に我慢して言わなくなってしまうということがあります。

③ 「~に比べたら」の心理
今震災において誰もが自分を差し置いて、困った人たちのためにとある意味日本中が考える機会となっています。それは震災直後から現在まで変わらない我慢のスパイラルです。欲しいものを我慢する、やりたいことを我慢する。知らず知らずのうちに心身にも溜めこんでいくことになります。被災地は東北三県だけではりません。茨城も長野の栄村も千葉県も青森でも被害はありました。東北三県に比べればその気持ちにより声を挙げることはありません。台風12号の被害においても仮設住宅はあります。また東日本大震災の前にはNZの地震にて日本人の犠牲者が出ました。九州では火山灰の影響が冷めやらぬうちでの大震災でした。全く集束はしていません。東京でも身近な人たちで精神的に不安定になった人たちは少なくありません。現代もその「~に比べれば」の心理が働いています。現実には解決していなくても自らの心の落とし所として納得させているのです。このような心理状態において身体の解放感はありません。じっと籠っているかのように、身体は固くそして心も閉じこもってきます。このような場合、心理的には変わりようがない状況ですが、何よりも身体を動かすことで心理的な波及から守ることができます。

④ 「~たら~れば」の心理
約1年が経とうとしてる今、復旧から復興に向けた動きが加速しています。しかし現地にいる人にとっては目に見えて変わっていく様が見えなければ、明日への希望や勇気につながりません。気持が切れること・・まさに今の時期最も危惧されることは気持の部分です。勿論、経済や雇用の問題が具体的に解決しなければ何にもならないという現状もあります。きれいごとではなく、働き盛りの人たちにとって雇用という安定した生活の基盤となる仕事が無ければ全ては気休めに過ぎないということになります。また、私が関わっている場所では「つい家さえあれば・・・さえなければ」「命があるだけでも有難い」ということは頭では分かっているものの現実的には、生活の何かが突然失われてもそれは痛手になるのです。震災直後とは違い、生きることから生活することへステージは明らかにシフトしており、その生活を形作っていた全てのアイテムは、一人一人が長年積み重ねてきた歴史とこだわりの結果なのです。今回の震災は生活や文化そしてコミュニティの全てが根こそぎ持っていかれたのです。隣人のとの人間関係、毎朝の風景や空気など、その全てがある日を境に変わってしまった。よって一人一人にとっては命や家や仕事だけではなく、日常の何かが失われたことがじわじわと響いてきているのです。「こんなことは、些細なことなのでとても言えない」大切にしていたCD一つが失われても、実は誰にも言えずに持ちつつけていることがあるのです。

⑤ 原発被害の特殊性
地震・津波・原発・風評被害・差別と4重苦とも5重苦ともいわれる、福島原発による被害。この地域の特殊性はまた宮城や岩手とも違います。私は4月の中旬に原発23キロ地点にある南相馬市にボランティアで入りましたが、ゴーストタウンと化していました。震災直後から放射能の影響により、全ての支援物資がUターンしていくような状況であり、まさに絶望の淵にありました。津波や地震で倒壊したり亡くなったわけではなく、全く目に見えない恐怖と現実により、被災者にとっては理不尽この上ない心境となります。政府やボランティアの手も及ばない、見捨てられた状態です。人間にとってライフラインが復旧していないことや、物が入ってこないことが一番の問題ではなく、その先に直ぐに支援の手が向かっている、常に見ていてくれるという事実があれば希望が持てるのです。4月の時点で三月末からオープン再開したパン屋さんに入ってお話を聞くとい、「ただ悔しくてね」怒りとも嘆きとも言えない感情がそこには籠っていました。意地で再開している。そんな気持ちさえ伝わってきました。テレビでもメディアでも、震災後3カ月ぐらいはテレビに映ってもじっと黙って耐えているような姿がよく見られました。気持のぶつけどころがないのです。国民からも風評被害にて差別されている。そんな気持ちがあったのでしょう。当時は福島ナンバーの車しか南相馬には走っていませんでした。逆言えば他県では福島ナンバーはあまり目にしない。好奇の目で見られた、それに耐えられない、避けたいという心理が働いていたものと思われます。現在は報道も多くなりようやく人も少しずつ入ってくるようになっていますが、当時の本当の絶望や自暴自棄を経た記憶は拭えません。また転々として避難生活、保障の問題、情報や説明が不十分など怒りが渦巻いていることもあります。

⑥ 頑張らなくていい
「震災直後は頑張らなくていいから」と盛んに心のケア―などで言われました。打ちひしがれている中で既に十分頑張っているからという理由があるようです。そしていつのころか頑張らなくていいという言葉は聞かれなくなりました。この辺りの時期的な問題や、言葉の適切さなどは検証の余地があり、どのような基準で使い分けていくかは答えがでていないというのが正直なところです。方や当初より「がんばっぺ」というスローガンがいたるところで見ることができます。「ふんばろう」「立ち上がれ」類似した言葉も多くみられます。立場や境遇によって様々ですが最終的には勇気や希望が湧くことが大切であることは間違いありません。この辺りは表現を変えて深刻なイメージではない表現が必要かもしれません。「結局頑張るしかないんだよ」被災地の知人はそう言っていました。最終的にはそういう言葉が被災者自身から出てくることが大切だと思われます。

⑦ 鎮まらない揺れ
現在、被災地の住人を最も悩ましているものに、余震といいますが群発的に続く地震です。とにかく日本中どこでも揺れているのが現状です。東京でも勿論油断はできませんが、東北にて揺れを体験するとそのリアル感が違います。まさに現地にて感じる揺れの危機感や切迫感というのは東京で体験する以上に煽られます。まさに休まる時がない、そして一年近く同じようような現状が続くことで疲弊してきています。

⑧ ライフラインの復旧時期
ライフラインの復旧は場所によって時間差がありました。環境の差もかなりありましたが数カ月のタイムスパンにて一様に整ってきました。まだこんな酷いところがあるというツイッターなどでの情報発信が功を奏しているように感じます。ライフラインが復旧し仮設住宅への入居そして街中の物流が徐々に復旧してくると、被災者の心理状態も少し余裕が出てきます。つまり考える時間です。無我夢中で走ってきた数カ月間ですが、そこで失われたものを改めて見つめることができる時間となります。曜日感覚も出てきます。「何曜日には、近所の何々教室に通っていた。」「あそこにお店があって仲間で集っていた」など、激動の日々が一息つくにつれて失われた生活を思い返す時間がでてきます。個々の生きることで精一杯であった時期から生活へとステージは変わってきます。このときに有効であったのが集うことです。そして身体を動かすことで運動不足の解消とともに、エクササイズの心身への効果がプラスアルファとなってきます。つまり集うことそのものにも心理的な効能がありますが、そこにフィジカルな効果が加わることでさらに心理的な効果を促進することができます。思い悩んでいるときに汗をかくとさっぱりとすることがあるように、フィジカルな促しが精神的にも効能をもたらします。

⑨ 被災地・被災者からの脱却
平成23年末より私自身が現地の方々やボランティアから度々聞いたこととしては、被災地や被災者という言葉そのものからの脱却です。そして心理的にもその敬称から脱したいという思いを抱く人が増えたように思います。いつまでも施しを受け続けることはできないというのが、次へのステップとなります。もちろん今でもボランティアは有難いものだと思いますが、現地の方自身が言われていましたが、いわゆる「貰い癖」がついてしまっているという現状があるようです。半年以上そのような環境に身を置くと、お金を払ってもいいのかしら?とお金を使うことを忘れてしまうということがあったようです。現在は消費活動も再開しており、また状況は違ってきているとは思いますが、無償で何かをするということそのものの是非もあります。経済的な格差も相当おきており、その内幕を全て知ることはできないため難しい問題ではあります。他人から自立を促してもどうなるものでもありません。自らが自然に何かをその境遇の中で立ち上がっていくしかないというスタンスに立つことが大切だと思われます。

⑩ 寄り添うとは
寄り添う。このフレーズが一年が経つ現在最もフィットする言葉かもしれません。近すぎず、遠すぎず、いつも見ている気にかけていることをさりげなく行うということになるでしょうか。ほどよい距離感とほどよい支援。この曖昧な難しさは含んでいますが、支援する側そのものが芯を持ってぶれないということかもしれません。この寄り添うというスタンスは常に自問自答しながら考えていくしかありません。


運動連鎖センタリング「CORE」アプローチDVD発売

運動連鎖センタリング「CORE」アプローチ DVD 発売
~身体軸の形成と抗重力下におけるスタビリティの向上~(全2枚)

http://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/gd3738

最新の体幹・CORE理論とアプローチを学ぶ!
体幹機能を活性化して身体機能障害の改善を促す!
内在的運動連鎖と観察的な動作分析による効果的なアプローチ!



■指導・解説:山本尚司(運動連鎖アプローチ研究所/理学療法士)
 ☆私からの紹介があると1割引になります。希望者はご一報いただければ担当者にご連絡しておきます。


理学療法における機能障害を考えるとき、運動連鎖の理論とアプローチの必要性が高まっています。
運動連鎖とは、その名の通り運動が鎖のように連なっていくことであり、全ての動きが運動連鎖とも言えます。動きを専門とする理学療法においては、動きの中で機能改善を図っていくことが重要となります。
このDVDでは、体幹機能の三原則となる軸・丹田・スタビリティの形成を促す運動連鎖アプローチについて、その理論と評価・矯正の方法を詳しく解説しています。
「体幹システムと呼吸コントロール」では、運動連鎖の理論をパワーポイントの画像を用いながら分かりやすく解説。また、内在的な運動連鎖を整え、しっかりとした身体の軸と丹田を形成するために必要なアプローチを紹介しています。
「上部平衡系と下部平衡系」では、抗重力スタビリティを向上させるために必要なアプローチ、観察的な運動連鎖を実技で解説しています。また、体幹・足・肩甲骨の要素が全て入ったエクササイズも紹介。
筋連結や部分的なインナーやアウターではない全身の調和という概念のエクササイズとなっています。


ME121-1 体幹システムと呼吸コントロール(68分)

外部観察的な動作分析を臨床で活かすためには、まず内在的な運動連鎖を整える必要があります。
ここでは、内在的な運動連鎖を促通するためのパルペーション・テクニックを紹介。
丹田と関わりの深い呼吸コントロールシステムと軸の形成に必要な体幹システムを学びます。

<運動連鎖概論>
◆運動連鎖の効果機序
◆内在的運動連鎖
◆運動連鎖アプローチの臨床展開

<体幹システム>
◆体幹理論
◆コンパートメントシステムアプローチ
■・脊柱起立筋-腹直筋
■・身体軸の評価
■・腰方形筋
■・大腰筋
◆腹横筋ドローイン(腹横筋と身体軸、骨盤のカップリングモーション)
◆腹直筋ストレッチ(座位、うつ伏せ、ボールを用いたストレッチ、評価)

<呼吸コントロールシステム>
◆呼吸と骨盤
■・カップリングモーション
■・骨盤の前後傾に関わる筋肉
■・坐骨-坐圧アプローチ
◆呼吸と横隔膜
◆呼吸と肋骨の動き
■・胸郭呼吸パターン
■・背部-上下後鋸筋
■・胸郭と肩甲帯


ME121-2 上部平衡系と下部平衡系(63分)

観察的な運動連鎖は、実用性のある身体活動につなげるために不可欠となります。
身体の各パーツをバランスよく配置して、そのパーツを意識させることで運動連鎖が成り立ち、重心をコントロールすることが出来ます。
観察的な運動連鎖は、姿勢・アライメント・動作分析が基本となり、姿勢制御・ストラテジーなどの動的な評価が加わってきます。

<姿勢制御ストラテジー>

<上部平衡系>
◆肩甲骨下部
◆肩甲骨上部(肩甲挙筋、肩甲舌骨筋、小胸筋)
◆胸骨柄-第七頚椎
◆鎖骨-乳様突起(胸鎖関節、肩鎖関節)
◆肩甲上腕関節(肩甲下筋、棘下筋、棘上筋、肩甲骨スクリーニングテスト)

<下部平衡系>
◆足底部の床反力アプローチ(評価アプローチ、改善アプローチ)
◆膝-股関節の床反力アプローチ
◆橈骨尺骨-膝関節システム(脛骨、腓骨)
◆距骨下関節-立方骨システム(姿勢制御アプローチ、距骨・踵骨、立法骨)
◆足趾-立方骨システム
◆重力コントロールシステム

第26回フィットネスセッション

第26回フィットネスセッション

SW-24 体幹と下肢の連動を促進するコンディショニングの在り方
 身体をより強く美しく動かすためには、体幹と下肢の連動性を促すことは最もホットな話題の一つです。抗重力化において活動する上でまず地面とどのように付き合っていくかという問題に直面します。その足底からの床反力を如何に体幹に伝えるかといういうことが今回のテーマになります。次の4点について、皆さまの明日からのレッスンに直ぐに役立つ内容をお届けします。
①足裏の機能とマッサージ方法
②足底と膝の連動性とエクササイズ
③足底と股関節の連動性とエクササイズ
④下肢と体幹の連動性とエクササイズ
     
希望者は下記までよろしくお願いします。

URL http://www.power-st.com/fitsen

新ボランティア論

新ボランティア論

 昨日3月27日火曜日。日帰りの強行軍にて南相馬へといってきました。南相馬への関わりは昨年の4月から丸1年となります。南相馬市というのは原発25キロ圏内にある地域となり、多くの苦難とともに医療現場が奮闘しています。その中で医療社団法人青空会「大町病院」という病院があるのですが、看護部長の藤原さんという方がいらっしゃいます。震災当初より奮闘の連続。多くのお話とこれからの展望などを聞かせていただきました。
 その中で何度も出てきたキーワートは「ボランティアの人たちに教えられた」という言葉でした。ボランティア精神といいますが、まさに全ての日常にこのボランティア精神が宿ることの大切さを悟られたようです。ボランティアの功罪はいろいろいわれていますが、功としてはその意識とモチベーションの高さにあります。何か特別なことをしようとではなく、誰かのためになりたいというその気持ちが最大限に人の能力を引き出すのです。
 どうも日常で名だたる先生方は特別なことをしようと自らの関わったことによる特別を作りたがる人が多分にいるようで、それは迷惑ボランティアということになります。日常と被災地での現場は全く違うことを理解していないんでしょうね。丹念にみていく中で、その隙間を埋めていく。現地の方々の手が届かないところを、さりげなく関わっていくことこそが求められるのです。
 さてボランティアに学ぶこと、それはボランティアが何のために存在するのか?その意義は何か?ということと無関係ではありません。つまり、何故に自分の時間とお金を使って、無償でそこにくるのか?現地の方からするとそこが申し訳ないという思いと謎の部分でもあるようです。ようは、そこに必要とされているから!そこに自分を待っている人がいるから!ということになります。ボランティアとしている自分としては、そこに見返りは考えてもいないし、感謝されることを期待しているわけでもありません。しかしながら、ボランティアを初めて半年あまり経ってくると、その見返りが欲しくなる時期がきます。これだけやっているのにと・・・私も例外ではなく、頭では分かっていても、その葛藤にあったことがあります。例えば集団体操においては出来るだけ多くの方に来ていただきたいと思うあまり、人数にこだわったりなども一例かもしれません。またボランティアを活動しているメンバーの中でも色々な意見が出てきます。やはり、自分のここまでやっているのにという気持ちが渦巻いたこともあります。しかしその昨年末あたりのその葛藤がすぎると、不思議にその懸案となっていたことが気にならなくなりました。もちろんこれからも、同じようなサイクルはあると思いますが、その葛藤を乗り越えるのに、新たなボランティアとしての視点と本当の意義へと辿り着くのに1年という歳月を要したともいえます。もちろん広報の仕方など工夫をすることが大切であり、より効果的な取り組みへの努力は必要です。しかしそこは事業というよりはNPO的な枠組みであるボランティアの特性を考えることです。
 藤原部長がおっしゃっていたのは、人と人とのつながりの大切さ、つまりそこにリハビリが必要かどうかということよりも、そのボランティア精神そのものが新たな息吹となって芽吹いていく。そのことの価値に到達しているjと感じました。まさに高次のという言い方は適切かどうかはわかりませんが、究極のボランティア論です。

「必要とされているという根底にある理念をベースに動いていくことが、流れを呼び込み、有形無形の恩恵をもたらすことになる」
 つまり、ボランティアという精神があらゆる流れを呼び込むということです。足りないマンパワーや資源のためのボランティアから、 誰かのために必要とされているからやるんだという精神そのものがもたらす、いい意味で予想がつかない流れと効能。思えばFTFこここまで活動できたのは、この頭で考えたからではなく一人一人の精神そのものが綴った軌跡なのです。偶然のような出会いと場面が、奇跡のように起こる瞬間を何度も見てきました。奇跡というとまるで映画の世界のイメージですが、実際に奇跡はラッキーではなく、当たり前のように偶然が起こる小さな瞬間の1ページなのです。

「フレームに人が動くのではなく、人がフレームを作っていく」
 枠組みやシステムに人が当てはまること。一見効率がいいようで、そこには人のモチベーションが伴いません。おそらく社会主義はそうだったように、資本主義の弊害が多いにありながら社会平等の理念のもとに構築したシステムは、結果的に破綻しました。ようは人の感情や気持ちというところにおいて、合理的なシステムが合わなかったということがいえます。リハビリにおいては大量に職員を抱えいてる施設では、その存在意義に疑問を抱く人がいます。自分がいなくても回るんではないか?自分が必要とされていないではないか?ただの歯車の一つになっているんでじゃないだろうか?もちろん歯車一つ噛み合なければ回らないのですが、これは歯車のように決まった動きやルーチンを繰り返すことを意味します。人の気持ちや感情そのものが自己表現できる場こそがやりがいということになります。その表現できていることの価値と喜びを見いだすことこそが、やりがいなのです。よってどうしても生活を支えるための仕事というよりも、自らの必要とされていることが感じれる職場を求めて現在は進んでいます。もちろん被災地においては明日の生活ということと直面している、新聞でも沿岸部の瓦礫撤去の仕事が削減されていくことが報じられており、漁業の人たちの生活そのものがさらに逼迫することが懸念されています。方や漁業の復興のために自立を促すためにという大義名分がありつつも、被災者側に立てばどうしようもない実情もあることは確かです。何でもそうですが、絶対必要な人がいる反面、その制度のために自立できないというもたれかかった関係性も指摘されています。ようは適切なタイミングにて自立を図るための具体的なアクションが必要なのです。
 燃え尽き症候群などは異常な状況のなかで我も忘れて取み、自分の中で起こっている心身の危険サインを無視して活動することにより起こる反動といえます。そこで少し休んでということが必要ですが、これが間延びすぎると動けなくなってしまうのです。次の一歩を支えすぎるでのはなく、一人一人の実情と気持ちを鑑みながらタイミングを図っていくことが大切なのです。

新ボランティア論~これから支援活動をしたいと思っている人~
 一年がたった現在においても、FTFでは何かできることは無いかと問い合わせが全国から多くはないですが少なくもない状況が続いています。潜在的には相当の人たちが何か出来ることは?今から初めてだけど何かできないか?そんな感情は誰もが持っています。そんな気持ちを受け止めの場が必要であるし、またその場を提供できる環境も必要です。ボランティアとは受け手側との双方向性の関係性によって初めて成り立ちます。そのボランティア精神そのものが有形無形の何かを作り出すことにつながるのです。そのエネルギーともいえる精神そのものを届ける。それもやってあげるのではなく、ボランティアその人がボランティア精神にて自己表現することなのです。その日常であれば自分でさえも気がつかなかった自己表現により、新たな自分を想像する場にもなるのです。

メディカルヨガ

第二回メディカルヨガ&ピラティス研究会報告

3月17日土曜日 代々木のUTLにて第二回MYPガ開催されました。もともとは昨年に開催3月19日に開催されたヨガチャンプルーが前進になります。あの時は東日本大震災の一週間後の沖縄開催でしたので、異常な心理状態にて臨んだことが思い出されます。本当に心ここにあらずで、沖縄にいても全く楽しめる気持ちになれず、早く東京に帰って何か力になりたいという気持ちだけでした。
 さたこのたび新たなバージョンアップとして開催されたMYPはBODEYWORKをフィットネスの分野からメディカルの視点にてみようとする試みです。昨今、イントラとメディカルの双方向性の流れが活発になり、イントラからの医療的な知識や情報を得たいというニーズの高さを肌で感じていました。そういったこともあり、この度の開催となった次第です。何事も立ち上げの理念が大切です。メディカルとなると学術的な視点が大切です。パフォーマンスもですが、理論背景やロジックが大切になります。学会的な色になってくれば尚いいですね。

今回、印象的だったのは乳がんサバイバーに対するヨガの効果です。乳がんサバイバーという言葉も初めて知ったのですが、ようは乳がんを克服した人たちのことをいいます。戦っている現在進行形の人たちも入ると思いますが、心身ともに立ち向かっている、ある意味克服した人たちといえます。既にアメリカではヨガの効果が体力的な面だけでなく心理的な効果へとエビデンスがまもなく出るようです。ヨガが趣味から医療へと昇華することもそう遠くはないでしょう。ヨガはともすればアーサナというポーズに目を奪われがちですが、実際にはメディテーションの効果が高く呼吸とイメージとそして心身の解放へとつながります。現代の最も問題となっているストレスの対局に位置するメソッドといえます。
 ヨガのイントラで乳がんサバイバーのためのイントラコースを間もなく開催される岡部朋子 先生という方が下記のサイトと書籍を紹介してくださいました。是非興味のある方はご覧ください。

乳がんとヨガのサイトはこちらになりますが、
http://breastcancer-yoga.luna-works.com/
関連書籍です。
http://medical-yoga.luna-works.com/medical/medicine.html

運動連鎖メディカルサッカーフォーラムin群馬

運動連鎖アプローチ研究所主催 
「運動連鎖メディカルサッカーフォーラムin群馬」


日時:平成24年5月3日(木) 9時30分~17時(予定)
(お時間前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。)

場所:桐生市市民文化会館 シルクホール スカイホールA(4階)

講演者:
9:30~10:50
大曽根 聡(運動連鎖アプローチ研究所 理学療法士 GYROKINESIS�認定トレーナー)
    「サッカー選手の身体づくり~足部の運動連鎖~」
11:00~12:20
小関泰一(広尾整形外科 理学療法士 運動連鎖道場1期生代表)
    「サッカー動作に必要な機能」
13:30~14:50
山本 尚司(運動連鎖アプローチ研究所 所長 理学療法士)
    「ゲームの流れを創れる選手の作り方」
特別講演:
15:00~16:30
亀尾 徹(元アルビレックス新潟専属フィジオセラピスト
新潟医療福祉大学医療技術学部 理学療法学科 准教授 理学療法士)
16:30~16:50
 ディスカッション

定員:50名
料金:10000円
お申込み:氏名、住所、PCメールアドレス、所属、職業、経験年数を明記の上、
下記までお申し込みください。
お申し込み先: undourensaapproach@gmail.com
担当 大曽根 聡(運動連鎖アプローチ研究所)
お申込み締め切り:2012年4月26日

ジャイロキネシスプレトレーニング説明会&体験クラス

ジャイロキネシスプレトレーニング説明会&体験クラス 

運動連鎖アプローチ研究所


リハビリ関連のお仕事をされているみなさんの注目を集めている「ジャイロキネシス」。
どんなエクササイズで、どんなふうにすればリハビリに生かせるのか、学ぶためには
どうすればいいのか、どのぐらい時間がかかるのか・・・など、気になりつつも、なかなか調べる時間やチャンスに恵まれないのではないでしょうか。


そこで今回はジャイロキネシスの体験クラス終了後、ジャイロキネシス認定トレーナーになるためのファーストステップである「ジャイロキネシス」プレトレーニングについての簡単な説明会を行います。コースの進め方や認定を取得するまでの流れ、費用、その他、コースに関する疑問や質問にお答えします。


「ジャイロキネシスに興味がある」
「ジャイロキネシスを学んでみたい」
「ジャイロキネシスを本当にリハビリに生かせるのか」

などお考えのみなさま、ぜひご参加ください。


【ジャイロキネシスプレトレーニング説明会&体験クラス@運動連鎖アプローチ研究所】
◎日時 4月14日土曜日
     ①14時から16時
     ②16時から18時
     ※①か②のどちらかをお選びください。
     ジャイロキネシス75分+説明会30分程度
     終了時間は多少、前後する可能性があることをご了承くださいませ。
◎場所 運動連鎖アプローチ研究所
     (神奈川県海老名市中央2 -5-28 宝来ビル4階 046-240-8743)
     
◎担当 山本祐希江(ジャイロキネシス認定プレトレーナー)
◎参加費 3000円

◎お申し込み、お問い合わせは
運動連鎖アプローチ研究所 大曽根聡へお願いします。
fish0930satoshi@yahoo.co.jp

みなさまのご参加をお待ちしております。
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プロフィール

山本尚司

Author:山本尚司
運動連鎖アプローチ研究会にようこそ。平成13年3月に運動連鎖アプローチ研究会を発足。平成19年、運動連鎖のコンセプトを活かした治療院、運動連鎖アプローチ研究所開設。
(略歴)18年間 大学病院・総合病院・クリニックでリハビリに従事。スポーツトレーナーとして高校・大学・実業団に帯同
(資格)理学療法士・鍼灸按摩マッサージ指圧師・健康運動指導士
ジャイロトニック・ジャイロキネシス認定インストラクター・セロトニントレーナー・理学修士・日本カイロプラクティック徒手医学会理事・マニュアルメディスン研究会・全身咬合学会・日本ピラティス研究会会員・認知運動療法研究会会員

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